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ブロードコムによるネットロジック買収はワイヤレス・インフラストラクチャ市場での商機を狙ったもの

ブロードコム(ティッカー:BRCM)がネットロジック(ティッカー:NETL)を$50で買収すると発表しました。オール・キャッシュの買収提案であり、既に両社の取締役会はこのディールを承認しています。買収の完了は2012年の上半期です。

ブロードコムは今回のディールは2012年のノンGAAPのEPSにとって10¢程度のアクリーション(=EPSが増える事)となると予想しています。

買収の狙いはワイヤレス・ベース・ステーション(携帯基地局)向けのマルチコア・プロセッサーの技術の取得にあります。

インターネット・インフラストラクチャ向け半導体市場のうち、現在のブロードコムのターゲット市場は34億ドル(2010年)程度です。この市場は年間8%のペースで成長しています。

しかしブロードコムが弱い、ワイヤレス・ベース・ステーション向けのエンベッデッド・プロセッサーならびにナリッジ・ベースト・プロセッサーの分野は今後28%で成長し、2015年までに新たに年間売上高で60億ドル近い市場に成長する可能性があるとブロードコムは見ています。

エンベッデッド・プロセッサー市場での主なプレーヤーはネットロジックの他にマーベル(MRVL)、インテル(INTC)、カヴィウム(CAVM)があります。

ナリッジ・ベースト・プロセッサー市場での主なプレーヤーはネットロジック以外ではカヴィウム(CAVM)になります。

既にブロードコムはインターネット・インフラストラクチャ向け半導体市場でリーダー的な存在であり、顧客とのリレーションシップが確立しています。従ってネットロジックの製品の追加は既存の商品ポートフォリオの拡充ということになります。

顧客の立場からすれば製品開発コストを低減し、システム統合リスクを軽減するメリットがあります。

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