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戦傷医療構築 朝日新聞改善しろと認めてくれるの?

本日朝日朝刊記事です。(変わる安全保障)戦傷医療構築、急ぐ自衛隊 演習で未熟さ露呈、改善迫った米軍

記事の中にもあるWillの記事への言及は特に何の代わり映えもしていませんが、戦闘終了後の衛生運用(地域医療支援)での米軍担当者からの叱責の記載、「あなたたちは何の専門家なんだ」。まさにその通りです。

ただ米軍に言われるのは仕方ないけど、朝日新聞に言われるのは少し憤りますw

悪いけどそんなこと10年以上前のイラク派遣から現場で問題を共有していましたよ。前のブログ(“リスクを言うならまずここから見直せ  あまりにお粗末自衛隊の医療体制” 民間の厳しい意見に拍手!)に書いたように、自衛隊が戦闘地域で活動するという法律がなかったり、反対するマスコミたちがいっぱいいたからこの問題放置されていただけですよ。Willにも書いていたようにまだ会議したばかりでしょう。実戦運用に現場への周知徹底がまだ追いつけていないだけなんですよ。

そして朝日新聞さん。米軍が言っている衛生科の仕事を肯定し、さらなる衛生の充実を要求するのなら、米軍のように傷者が出る行動を自衛隊が行うということを肯定してくれるんですね。でないと予算はつきません!本当昔大変だったんですよ。衛生という自衛隊においては周りから一段低く見られていた職種に置いて、装備、訓練をいかによくしようとしても、「戦闘しないから必要ないでしょう」の一言で終わりだったんんですから。

救命救急士の運用についても書かれていました。医官以外の人間が処置をすることで救命率が上がると。その通り!私は四国時代自衛隊救急救命士を日赤に派遣し、日赤医師の元で研修させていただきました。ただその救急の医療の現場でも救命士が患者処置をなかなかできていないことも以前ブログで書いています。(救急医療体制のあり方に関する検討会 厚労省報告)100%の安全?を求める日本国内の救急現場のため、医師以外、それこそ救急救命士の処置はまともに認められていなんですよ。だからこそ今回有事から入ってちゃんとやるチャンスなのかもしれませんが。

医官の訓練も必要です。本当戦闘で起きる戦傷病は日常診療では経験が積めない分野で、今ある医官がどれだけできるかは正直厳しいと感じています。米軍などのレクチャーもそうですが、ヤクザの抗争の現場や、テロの現場の被害者などの治療内容を共有する教育、訓練も必要でしょう。

医療と衛生。平時と有事。もう少し深い分析を望みたいですが、清谷さんをはじめこういう問題提起の記事とてもありがたいと思っています。自衛官の安全確保へみなさん協力お願いします。

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