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リビア情勢(米仏の軍事介入?)

リビアでは、一向に政治的解決のめどがつかないうちに、ISの活動がますます活発になっていますが、安保理は9日、ゼリテンでのテロ及び産油地帯に対する攻撃を非難する新聞声明を出したとのことです。

他方、最近トラブルの続いているミスラタも9日救急車が自爆したとのことですが、住民等に被害はない模様です。

そのような中で、最近米英仏等が軍事介入の準備をしているという報道が散見されましたが、al jazeera net とal qods al arabi net は米仏がその軍事介入について、アルジェリアに通告して、その協力を求めたとのアルジェリア紙を引用して報じています。

リビアにはまだまともな政府もない状況で、米仏等が真剣に軍事介入を考えているのか疑問ですが、リビアの状況が悪化しつつあることも事実なので、取りあえず記事の要点のみ。

内容的には空爆と訓練を中心ということでありえそうなシナリオではあります。

アルジェリアのal khabar 紙はハイレベル筋の情報として、アルジェリア政府に対して米仏が、ISを攻撃するためにリビアに軍事介入するつもりであると通告したと報じている。

軍事作戦の準備はすでに始まっている由。

西側情報筋は、数か月前から、リビアのISを掃討するために、その軍事的、政治的活動と拠点に関する情報を収集していて、軍事介入は昨年12月のパリでの大規模テロのあとに合意されたという。

この決定はオバマとオランド大統領の会談で取られたが、西側諸国はアルジェリアやリビア隣接国に対し、今後数か月間はリビアのIS拠点に対して集中的な空爆が行われると通告した由。

攻撃は航空機、ドローン、ミサイル等で行われるが、対象は訓練基地、武器弾薬庫、作戦司令部、更には行政組織等に対して行われる由。

これらのうち特に訓練基地は、将来欧州で自爆テロを行うものの訓練を行うところとして重視されている由。

また、これまで米軍アフリカ司令部は特殊部隊を使って、リビアと周辺でISに関する種々の情報を集める活動を行っている由。

例えばオバマ大統領がチャドに派遣した特殊部隊は、リビア作戦との関連での情報収集、特殊作戦にあたる部隊の由。

他方、ドイツメディアによれば、独もリビア軍の訓練を引き受ける由。

今後スか月以内に独軍はイタリア軍とともにチュニジアから作戦する予定の由。

いずれにしても、西側諸国としては、地中海を挟み欧州に面する産油国にこれ以上ISの勢力が拡大することは許されないとしている。
  http://www.aljazeera.net/news/international/2016/1/9/أميركا-وفرنسا-تعتزمان-مهاجمة-تنظيم-الدولة-بليبيا
http://www.alquds.co.uk/?p=463044
http://www.alarabiya.net/ar/north-africa/libya/2016/01/09/ليبيا-انفجار-سيارة-إسعاف-مفخخة-بمدينة-مصراتة.html
http://www.alarabiya.net/ar/north-africa/libya/2016/01/09/مجلس-الأمن-يستنكر-التفجيرات-الارهابية-في-ليبيا.html

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