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山本太郎氏の参議院決議に対する棄権 私はエールを送る

 本日の参議院本会議では、北朝鮮による核実験に対する非難決議の採決が行われました。

 衆議院では全会一致、しかし、参議院では山本太郎参議院議員が棄権するという投票行動を行いました。

 私は、この投票行動にエールを送ります。

 山本太郎さんの見解はこちらに示されています。
北朝鮮決議、棄権について

 参議院決議、衆議院決議のどちらも読みました。

 なるほど、参議院決議は、独自の制裁を示唆しているように読めますし、制裁の強化がやたらと強調されています。

 衆議院決議のようなシンプルさはありません。

 山本太郎さんが言うように、何故、ここまで「制裁」にこだわるのかが理解できません。まさにはったり外交の北朝鮮の思う壺!

 もともと北朝鮮指導部は制裁が強化されようともそれだけで降参する人たちではありません。

 国際社会の理解が得られていないということを認識させることこそ、一番、重要なことです。その意味では確かに衆議院決議はしっくり来ます。

 安倍総理がその参議院決議後に「我が国独自の措置の検討」と言っているそうですが、そのはしゃぎぶりも、何だか北朝鮮の核実験を内心では喜んでいるようにすら見えてしまいます。

 安倍政権にとっては、北朝鮮脅威論こそが自分たちの行動を正当化できる数少ない根拠の1つだからです。

 山本太郎さんは、以前にも一人だけ決議に反対されたことがありました。
「イスラム国」非難決議に棄権 山本太郎参議院議員の英断を支持する

 今回の山本太郎さんの投票行動に対してはネトウヨたちがこれまたはしゃいでいますが、自由を守るという観点からは、非常に危うい状況です。

 国中でとにかく一致団結して非難だという声には私は恐ろしさしか感じません。反対する者を排除せよという空気は、ものも言えない社会であり、批判を許さない社会であり、その方がよほど恐ろしい社会です。

 この程度で1つの方向にみな向いてしまうということが意味するのは、プロパガンダに簡単に欺され、1つの方向に向かされてしまうということなのです。

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