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北朝鮮、核実験の暴挙

北朝鮮は、昨日6日、初の水爆実験を、6日午前10時に、安全かつ完璧に実施し、成功したと、「特別重大報道」で発表しました。

4回目の核実験で、これまでのように、北朝鮮の弾道ミサイル発射実験に対して国連などが圧力を強め、それに対抗する形で実施されたのとは、異なる状況での実施です。

これまで事前に通告していた中国にも知らせず、新年の各国への不意打ちで、動揺をよんでいます。今回、核実験を実施した背景については、昨日から、様々に報道されています。アメリカ、日本、中国、韓国等との間で、外交が閉塞状態になっていること、水爆を持つことによって核大国を誇示して、対話に応じるか、対決するのか、各国に決断を迫って、強硬な局面打開を図った、という見方もされています。

また、今年5月に、36年ぶりとなる朝鮮労働党第7回党大会を、金正恩第一書記は強く意識し、明るい展望を国民に向けて描くことが難しい実情の中で、国民の不満を抑え、国威発揚のため、という見方もあります。世界全体で、徐々にではあっても、核軍縮、核廃絶にむかって努力している時に、何という暴挙かと、怒りを覚えます。

金正恩第一書記は、全く何を考えているのかわからず、これからも、怖い存在だと思います。しかし、国連をはじめ、多角的に各国が協力して、核実験は絶対に許さない、そのことによって北朝鮮は得をすることは何もない、ということを、わからせなければなりません。規模からして、ほんとうに水爆実験かを疑う見方もありますが、とにかく核実験には違いありません。

国連安保理を開き、強い非難と、更なる制裁措置が検討されることになっています。日本も、非常任理事国になったわけですから、唯一の被爆国として役割が求められると思います。

この核実験によって、拉致問題の協議に影響が出ることは必至で、被害者家族のみなさんの胸中は、いかばかりでしょうか。安倍政権の日本だけが、突出してこぶしを振り上げるのではなく、国連や各国と協調してあたることを望みます。

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