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待ったなしの米債務問題 ようやく本気を出している議会

決定打となる新しい妥協案が動き出しています。

上院のミッチ・マコーネル議員(共和党)とチャック・シューマー議員(民主党)は相次いで「この妥協案で見とおしが明るくなったのでデフォルトだけは何とか回避できそうだ」という希望的コメントをテレビで発言しています。

なお現地7月31日午後にかねてから予定にのぼっていた上院案のクローチャー(審議打ち切り)投票が行われましたが、これは懸念された通り賛成50票しか集めることができず(必要数は60)、本投票へ進むことが出来ませんでした。

しかし冒頭に述べた新しい妥協案が既に水面下で動き始めているので現在の上院案は本投票に入る前に実質的に見捨てられたと考えて良いでしょう。

それではこの新しい妥協案とは一体、どういう内容なのでしょうか?

いまわかっている事は新しい妥協案は2段階、合計3兆ドルの財政赤字圧縮を盛り込んだものだということです。
第一段階としてまず当面の債務上限を今年の年末まで国家予算が続く金額だけ引き上げます。それと同時に政府支出を1兆ドル削減します。

第二段階では来年分の債務上限引き上げに際し、更に2兆ドルの追加的支出削減を目指します。これを実現するために超党派の特別諮問委員会を設置します。

若し第二段階で2兆ドルの追加的支出削減をめぐる話し合いが不調の場合、当面の財政支出を自動的に絞り込むメカニズムを組み込みます。

この自動的支出絞り込みメカニズムがこれがこれまで反対に回っていた議員達を懐柔する切り札というわけです。

この新しい妥協案に増税を盛り込むのか、盛り込まないのか?に関してはまだ揉めており、意見の一致は無いそうです。

<残り時間>1日と18時間

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