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投資で儲かる時とは何かを発見した時だ

「投資で儲かる時とは他の人が未だ気が付いていない何かを発見したときだ」というのはマーク・ファーバーが好んで使う言葉です。

他の人が未だ賛同していない考え方を自分が主張すると、普通、拒絶されます。

そのように言下に自分の考えが否定されることをpush backといいます。

Push backはその投資アイデアが成功するにあたって極めて重要な必要条件です。

もし自分のアイデアが全ての人から「うん、それはその通りだね」と賛同されたら、そのアイデアは投資判断としてはほぼ確実に間違っています。

周りのみんなが自分のアイデアに賛成するということは、その考え方があまねく世間に広がっていることを意味し、それは相場的には既に価格に織り込まれてしまっているからです。

普通、どんなに素晴らしい投資テーマでも5年を超えて輝き続けることはありません。
一般論として或る投資対象に関して大衆がとても詳しくなり始めたら、それは危険な兆候です。

例えばドットコム・バブルの時は誰もがADSLやMEMSなどのアクロニムにとても詳しくなりました。

皆が専門用語を振り回し始めるということは、すでにそこには発見が無くなっていることを意味するわけで、それは「フロンティアの喪失」に他なりません。

フロンティアの喪失は普通、投資収益率の低下というカタチでヒタヒタと投資家の足元に迫ってきます。

「なんとなく、昔のようには儲からなくなったね」

そういう実感を投資家が持った時はフロンティアの喪失が起き始めているときだと思います。

その場合、投資家はおおまかに言って2つのアプローチで投資リターンを確保します。

一つ目の方法はより大きく賭けることでリターンを確保する方法です。企業の場合で言えばそれは「バランスシートを利用した」投資戦略を意味するし、トレーダー風の表現になおせば「レバレッジをかけた」トレード戦略とも言えるでしょう。

もうひとつのやり方は、より頭を使うことを要求される新しい投資対象へとシフトするという事です。言い換えればインテレクチュアル・コンテンツを入れ替えするということです。失われたナリッジ・ギャップを確保しなおすことで投資における競争優位を回復するということです。

しかし二つ目の方法で競争優位を確保しようとすれば常にスクラップ&ビルドで自分のナリッジ・ベースをリフレッシュすることが要求されます。また新しいことにチャレンジすることも必要になります。

これはラクな生き方ではないですね。

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