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マネックスが買収するTradeStation(トレードステーション)とは?

マネックス・グループが米国フロリダに本社を置くTradeStation(トレードステーション=ナスダック上場、ティッカー:TRAD)を一株当り$9.75で買収すると発表しました。

昨日のトレードステーションの引け値は$7.41ですのでプレミアムは31%ということになります。買収総額は4.11億ドルとなります。

トレードステーションは米国の権威ある投資週刊誌、『バロンズ』で毎年高い評価(総合第1位)を得ているネット証券です。

同社はもともとトレーディング・ソフトウエアの会社としてスタートし、2001年からダイレクト・アクセスのオンライン証券サービスも開始しました。

同社のTradeStationプラットフォームは株式、オプション、先物、FXなどの注文執行ならびにシステム・トレードをカスタム・デザイン、バックテスティング出来るようになっています。TradeStationはどちらかといえばデイトレーダー向けのプラットフォームと言えます。
平均的なTradeStationの顧客は株式口座の場合残高600万円、先物口座の場合残高190万円を保有しており、年間に18.4万円の手数料を落とします。(=第4四半期の数字を年率換算)

現在の口座数は4.7万口座でDART(一日当たり約定数)は7.35万トレードです。

同社の顧客は平均して1年間に391回トレードします。

2011年の売上高ガイダンスは1.38~1.42億ドルでEPSガイダンスは15~20¢です。なお2011年の売上高のうち8割以上は委託手数料収入です。

するとマネックスはトレードステーションの2011年の売上高の約1.45倍を支払う計算になります。

【寸評】
マネックスはこれまでにも香港のBOOM証券などいろいろな海外の企業との提携や買収をしてきましたが、今回のTradeStationの買収はいちばん「本気」を感じさせます。TradeStationはアメリカでは所謂、household name(=コカコーラのように誰でも知っているブランドのこと)ではありませんが、およそシリアスなトレーダーを目指す個人投資家なら知らない人は居ない筋の良いブランドネームです。

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