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ドルは辛うじて120円割れを回避、下値リスク残る

[東京 25日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べドル安/円高の120円前半。ドルは前日つけた2カ月ぶり安値を下回り120円に迫ったが、午後3時までの取引では、実需勢の押し目買いなどに支えられ、120円割れは辛うじて免れている。

主要な海外市場がクリスマス休暇で薄商いとなるなか、ドルは早朝の取引で120.12円付近まで下落。ただ、約2か月ぶり安値圏という値ごろ感から、国内の輸入企業や個人投資家がドル買い/円売りに動いたことで、ドルは一旦120.35円まで反発した。

ただ、その後は、120円割れを狙う一部投機筋の仕掛け売りも手伝って、120.07円まで下落した。

テクニカル分析では、前回10月半ばの安値118.06円と8月24日の上海危機時の安値116.15円を結んだ支持線をドルは既に下回っており、下値リスクが意識されやすい環境となっている。

また、ドル/円相場は前日、一目均衡行の雲の下限も下回り、上値抵抗線が120.92円まで切り下がってきているという。

財務省がきょう発表した対外及び対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベース)によると、12月13日―12月19日の週に本邦勢は外国の中長期債投資を1472億円の買い越した。買い越し額は前週の3218億円の買い越しから半減した。

対外株式・投資ファンド持分は2008億円の買い越しで、前週の218億円の買い越しから大幅に拡大した。

本邦勢の外国債の買い越し額の減少について、市場では「ヘッジコストの高騰などを受けて、外債のポートフォリオを圧縮する金融機関が増えているようだ」(外銀)との指摘が出ている。

総務省が発表した11月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は103.4となり、前年同月比0.1%上昇した。ロイターがまとめた民間予測は0.0%だった。コアCPIは5カ月ぶりの前年比上昇となった。ドル/円の反応は限定的で、市場では「予想から大きなかい離もなく、材料視しにくい」(国内金融機関)との声が出ていた。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

 午後3時現在 120.11/13 1.0966/70 131.72/76

 午前9時現在 120.18/20 1.0969/73 131.84/88

 NY午後5時 120.37/39 1.0967/72 131.96/00

*本文最終段落の脱字を補って再送します。

(為替マーケットチーム)

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