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福井地裁:関西電力高浜原発・大飯原発の再稼働差し止め仮処分を却下

各メディアで既報の通り、福井地方裁判所(林潤裁判長)は今日、①関西電力高浜原子力発電所3・4号機(福井県高浜町)について、再稼働の差し止めを命じた同地裁の4月の仮処分決定を取り消しすとともに、②関電大飯原発3・4号機(福井県おおい町)に対し、周辺住民らが求めていた再稼働差し止めの仮処分の申し立ても却下する決定をした。 
 詳細は、福井地裁決定要旨を適宜参照されたい。
 
 本件は、高浜原発3・4号機から250km圏内に居住する債権者らが、関電に対し、人格権に基づく妨害予防請求として、高浜原発の運転差止めを命じる仮処分の申立てをし、福井地裁が平成27年4月14日に上記申立てを認容する原決定をしたのに対し、関電が保全異議の申立てをし、原決定の取消しを求めていたもの。そして、今次の決定は、関電の上記異議申立てを認め、原決定を取り消し、周辺住民らの申立てをいずれも却下するもの。

 結論部分を引用すると、「債権者らの人格権が侵害される具体的危険があると推認することはできず、債権者らによる主張疎明その他本件に現れた一切の事情を考慮しても、債権者らの人格権が侵害される具体的危険を認めるには足りないから、債権者らの申立ては、その余の点について判断するまでもなく、いずれも理由がない」とのこと。
 
 前回の仮処分決定は今年4月14日であったが、この時の決定理由をよく見ると、裁判官が専門外であるはずの科学的技術的領域に入り込んでいることが窺える。それに対して、今回の決定においては、裁判官自身は、科学的技術的領域に入り混むのではなく、その正否を判定するプロセスの妥当性を判定している ーーー 私はそう解している。
  案の定、原発反対派は、下の写真1にあるような主張を掲げている。今年4月14日の福井地裁仮処分決定の判断が出された時は、下の写真2にあるような全く逆のことを悦びながら掲げていたが・・・。所詮、その程度のことなのだ。


<写真1>
[画像をブログで見る]
(出所:日本経済新聞ネット記事


<写真2>
[画像をブログで見る]
(出所:朝日新聞ネット記事

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