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辺野古ゲート前で見た異様な光景

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平成27年12月14日早朝6時30分頃、沖縄の夜明けは内地と比べ遅く、まだ夜明け前。閑静な住宅街であるはずの名護市辺野古の住宅街には、遠くからの拡声器による怒号が響き渡っていました。騒がしい方向へ足を進めると普天間から辺野古へ移設される米軍基地建設に反対する市民活動家達の異様な光景に出くわしました。

基地移設反対派市民活動家達が、辺野古基地に入ろうとする工事関係車両を、基地内に入れまいと座り込みをしていました。平和安全法制に関する国会前デモ活動や、ここ沖縄の米軍基地反対運動などの市民活動は、民主主義国家において、思想信条、言論の自由に基づき、絶対に排除されてはならないと考えますし、私もこれを保証します。しかし、市民活動が、勢い余ってノリを超えてしまい、その行為が迷惑行為にとどまらず、客観的かつ限定的に犯罪の構成要件を満たしてしまえば、これは反社会的行為となります。その行為は断固排除されなければなりませんし、そしてその実態は報道され、ある種の社会的制裁を、場合によっては刑罰を受けなければなりません。法治国家として当然です。

辺野古ゲート前での座り込みは535日目となっており、機動隊は、活動家達が怪我をしないように、また興奮しないように実に紳士的に対応していました。対して活動家達は、「不当な弾圧はやめろっ」、「人として恥ずかしくないのか」、「税金泥棒、沖縄から出て行けっ」と罵声を浴びせています。数台の工事車両、警察関係車両が近づいてきました。すると突然、一人の活動家が車両の進行方向真正面に立ちはだかったのです。すかさず、一人の機動隊員が活動家の体を庇いながら路肩へと移動させました。次に一人の女性が警察車両に対して、同じ行動をとるのです。要は自分が車両に轢かれれば不当に怪我をさせられたと主張できるからなのでしょう。「死ぬのは嫌だが、活動のためには怪我くらいしても大丈夫」なのか? なるほど、車両が通過するたびに足を車道に出す、轢かれるように寝転ぶ人が数名確認できました。毎朝この騒動により、国道329号線は1キロ以上の渋滞となり、辺野古住民の通勤にも深刻な影響が出ています。

男女二人の活動家が「痛い、痛い、怪我させられた」、「救急車を呼べ」、「毎日けが人が出ている」、「肋骨を折られた」、「セクハラだーっ」とワイヤレスマイクで実況中継していました。このマイク音が辺野古の住宅街に夜明け前から響いていたのです。因みに、座り込んでいる方々はお年を召した方と女性が多く、これは大男である機動隊員と対照させる演出だとすぐに気づきました。現場を見て確実に言えることは、このままこの状態が続けば、本当に重大な事故が起きるということです。私はこの場所に、今年1月、6月、8月と訪れていました。活動家の数、テントの数、違法駐車車両の数、住民の苦情は3倍以上、迷惑行為は確実に拡大しています。住民が迷惑行為に抗議していることは、現場に常駐する沖縄メディアの記者は取材をしている筈ですが、不思議なことにこれが記事になることはありません。機動隊の正しい治安行動を不当だと批判するばかりなのです。

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