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著名投資家からの警報: メルトダウンは始まったばかりだ

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著名投資家カール・アイカーン氏のツイートです。注目は下線の部分です。

ジャンク債のメルトダウンは始まったばかりだ。

水曜のブログで書きましたが、株式市場はジャンク債の後を追うと言われています。「調整するだろう」といったおだやかな言葉ではなく、大物投資家が使った言葉は「メルトダウン(暴落)」ですから、さすがに多くの株投資家たちを動揺させたことでしょう。

下がジャンク債のETF、日足チャートです。


何と言っても、今日の出来高が目立ちます。通常の出来高は950万株程度ですが、今日の量は5000万株を超えています。見てのとおり、下げが続き冴えない状態ですが、現在の位置は史上最低値ではありません。下は月足チャートです。


2011年の安値に迫っています。「メルトダウンは始まったばかりだ」、という言葉が正しいのなら、この安値がサポートになる可能性はゼロです。

心配されているように、もし本当に株式市場がジャンク債を追って、2011年の安値まで下げたらどんなことになるでしょうか?ダウ平均の月足チャートを見てみましょう。


今日の終値は17265、そして矢印で示したところが2011年の安値(10404)です。極めて厳しい下落となる訳ですが、位置的に見た場合、10404は61.8%の値戻しレベル(2009年の安値から今年の高値で測定)に、ほぼ一致します。

アイカーン氏は、ジャンク債市場と同様に、米国株式市場も危険な状態にあると述べ、こんなことを指摘しています。
・超低金利は企業の利益成長に役立っていない。企業は低金利を利用して、幻の利益成長を作り上げただけだ。
・ 米国企業は将来の成長のために資金を使うのではなく、他の企業を買収することで、見せかけの成長を作り上げている。
・ 決算発表には全てが公表されていない。企業にとって都合の悪いことは隠されている。
・ 企業による自社株買いが積極的に行われている。アップルのような会社なら別だが、ほとんどの企業は、そんなことをするべきではない。自社株買いは短期的に効果があるが、最終的にはバランスシートを弱らせる。
・ 株価の上昇を喜び、企業の経営者たちは自社株を買い続けている。しかし、肝心な企業利益は伸び悩んでいる。利益の下降が顕著になったら、いったい誰が株を買うのだろうか?
・ 低金利が作り上げたのはバブルだ。株はバブル、不動産もバブル、芸術品もバブルだ。
・ 超低金利政策のおかげで、投資家たちの資金は投機的な株とジャンク債に向かった。低金利を利用してジャンク債が次々と発行され、合併と買収(M&A)がブームとなった。このような状態は永久に続くことはない。前回は金融危機が待っていた。はたして今回は、どんなことになるだろうか?

(参照した記事: アイカーン氏のツイート

Carl Icahn Says the Meltdown in Junk Bonds Is Just Beginning

CARL ICAHN WARNS: I think the meltdown is only just beginning

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