民主と維新の統一会派構想に小野次郎氏が異議を唱えたというニュースを読んだ。
それはそうだろう。
いずれは維新の名称を返上するとは言っても、維新の塊を今の段階で自分の方から解くことはない。
僅か参議院議員5人の会派であるが、とことんこの5人の塊に拘ってみることだ。
衆議院に先行して会派の名称を変更してもいいくらいだ。
多分、民主党は解党しない、いや解党するにはあまりにも固すぎる、と言っていいだろう。
少々の統一会派熱ぐらいでは民主党を解党までには持っていけない。
せいぜいが民主新党ぐらいに名称変更して維新の党やその他の政党からの加入を待つくらいである。
旧結いの党、いや旧みんなの党の人たちが名称を革めただけの政党に吸収合併されることに心から賛同できるとは思えない。
いずれは、別れざるを得なくなる時が来る。
そういうことを見越して、今から備えておくことが必要だろうと思う。
参議院で5人の塊がある、ということは結構重い。
山椒は小粒でもピリリと辛い、と言う。
参議院で5人がまとまって動くと、状況によってキャスティングボートを握ることが出来る。
参議院選挙を目前にして気もそぞろのところがあるかも知れないが、今は独自性を発揮しておく方がいい。
今の地位を大事にしておくことだ。
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- 2015年12月10日 12:10