記事
- 2010年12月24日 00:44
経営者の競争戦略NGワードに思う
2/2(コメント)
・「誰も生き残ってくれなんて頼んでませんよ。」は実に良いツッコミで、笑えます。
そして「商売の原点を見失うな!」はまさにその通り。
・でも、どうでしょうか。
楠木氏は頼んでいないのでしょうけれど、
投資家・債権者・取引先といったステークホルダーは意識・無意識問わず“頼んでいる”かも知れません。
たとえば(まったく参考にはならないでしょうが)
私は職業柄、対象企業については財務分析などで問題点を把握することに加え、
「今後どーやって売上・利益を増やしていくの?」
「どーやって財務バランスを改善させていくの?」
「そのためにはどんな対策を打つのか?」という流れで、
その会社の財務のストーリーを確認・妥当性の検証することが多い。
そこには「商売の原点」の視点が欠落している一方、
「生き残って、頑張ってもらわないと困る」という思いがあるのは事実です。
私も大いに反省する必要があります。
・競争環境厳しいうえ、株主らの発言力が高まっている中、
企業側もそういうIR対応などに追われるが多いものだから、
戦略の発想の原点がブレてしまっているのかもしれませんね。
・ですから、経営者だけでなく、ステークホルダーも、
その企業の戦略が「生き残りのため」になっていないか今一度見直す必要があるのではないでしょうか。
・そして、これは実に安直な発想ですが、
投資先選別基準として、IR資料に「生き残り」「勝ち残り」「サバイバル」といった類の文言が
含まれていたら、その企業には投資しない、というのもアリかも知れませんね。
・・・・でも、その結果、投資先がゼロになっちゃたりして。
・最後に蛇足ですが、主要経済誌の中で週刊エコノミスト誌だけ「2011 世界経済大崩壊」と
悲観的・警告的なタイトルを付けています。
ですが同誌は、リーマンショック前にも他誌と比べて警告的な特集を数多く組んでいたと記憶しており、
非常に嫌な予感がします。
当たるのでしょうか?私の「野生の勘」は。
| リンク先を見る | エコノミスト 2011年 1/4号 [雑誌] |
| 毎日新聞社 |
- dancing-ufo
- 公認会計士、証券アナリスト。



