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2015年12月5日 国会開かぬ無責任

 今日も天候荒れる中、地元活動(写真)。昨日は「閉会中審査(国会が開かれていなくても野党の要求等により稀に審議が行われる)」の為に日帰りで上京しましたが、新潟駅までの在来線は行きも帰りも運休で車を使いました。荒天は冬の日本海側の宿命です。

 ところでなぜ「閉会中審査」なのか。ご存知の通り「臨時国会」を安倍総理が意地でも開かないからです。憲法53条には「衆・参いずれかの議員4分の1以上からの要求があれば『内閣』は臨時国会を開かなければならない」と規定されています。ただ、「何日以内という期限の設定がないからという屁理屈で、4分の1以上の私たち野党議員からの憲法上の要求を無視している状態が続いているのです。

 国会が開かれていなければTPP問題やパリの国際テロ事件など、喫緊の課題について逐次国会で審議できないという大問題が生じています。さらに深刻なのは参議院ですが環境委員長だった丸川参議員が環境大臣に、沖縄・北方特別委員長だった島尻参議員が沖縄・北方担当大臣に就任したため「委員長不在」の状況になっている事。即ち、委員長不在であれば「閉会中審査」すら開く事ができないのです。仮に原発の放射線問題とか、沖縄・北方地域で不測の事態が起こっても「臨時国会」を開いて新大臣就任に基づいて「新委員長」を決めておかなければ「環境委員会」や「沖縄・北方委員会」で「一切」対応不可能という異常な事態を引き起こしています。

 メディアももっとこの深刻さを報じて欲しいものです。昨日は新たに大臣が変わった委員会のみ3時間程度の閉会中審査が行われましたが、アリバイ作りの様な短時間一回こっきりの審議でまともな議論ができるわけがありません。国会、そして国民から逃げる内閣は無責任以外の何物でもないと言えましょう。

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