記事
- 2011年02月18日 08:00
経済系ブロガーがみる米国経済〜Kauffman Economic Outlookサーベイより
このほどEwing Marion Kauffman Foundationでは米国の有名な経済系ブロガーに米国経済についての見方などについて調査を行った。Naked CapitalismのYves Smith氏やEconomist's ViewのMark Thoma氏など日本でもおなじみのブロガーが回答している。経済についての見方は以下のとおりで、エコノミスト以上に慎重なものだった(全文は"Kauffman Economic Outlook"参照)。
以下がアンケート回答の一部。
・米国経済の現状ををどのように評価しているか?
グラフ1
最も多かったのは「まちまちである」という回答。強気な意見もあるが悲観的でもなく、中立的な見方が多い。
・米国経済の現状を表す形容詞とは?
図1
最も多かったのは「不確実さ」であり、それに続いて「改善している」、「脆い」などの単語が並んだ。
・公式な経済指標よりも経済は良いか、悪いか?
グラフ2
同じくらいという回答が最も多いが、悪いという回答も31%あった。失業率などは依然として高く、それほど経済回復について実感に乏しいという感じだったのだろう。
・今後3年間に渡っての見通しは?
グラフ3
最も増加しているだろうと答えたのは「グローバル成長」で、以下「インフレ」、「実質金利」、「雇用」などであった。逆に「財政赤字」や「貧困」はなくならないという見方も強い。
・よくやっていると思う機関は?
グラフ4
ビジネスコミュニティや、CBO(議会予算局)やGAO(会計検査院)などの評価が高い一方で、ECB、ウォールストリートの金融機関、議会については不評である。Fedはややマシという位置だろうか。
・Fedが金融引き締めに転ずるのはいつか?
グラフ5
最も多いのは2012年以降であり、このあたりは市場や一部のエコノミストの見方よりも慎重なものだった。また、労働市場に堅調さが戻ってくるまでは引き締めるべきではないとする回答も35%程度あった。半面、緩和を継続するべきとする回答は15%にとどまっている。
Economics bloggers are less pessimistic in their outlook on the U.S. economy than they were at the end of 2010, though 77 percent believe overall conditions are mixed, facing recession, or in recession. For an economy in which growth is the norm, 31 percent of respondents think that the U.S. economy is worse than official statistics indicate, and only 10 percent believe it is better. When asked to describe the economy using five adjectives, “uncertain” remains the most frequently used term to describe the economy.
経済系ブロガーは2010年の終わりの時点よりも米国経済についての悲観度合いは薄れたが、77%のブロガーは全体的な状況はまちまちであるか、リセッションに直面しているか、もしくはリセッションの中にあると考えている。経済成長は標準的なものではあるが、31%の回答者は米国経済は経済指標が示唆しているものよりも悪いとし、それよりも良いと回答しているのはわずかに10%であった。経済の状況を述べるときに使う5つの「形容詞」を聞いたところ、「不確実さ」が最もよく使われ続けた。
以下がアンケート回答の一部。
・米国経済の現状ををどのように評価しているか?
グラフ1
最も多かったのは「まちまちである」という回答。強気な意見もあるが悲観的でもなく、中立的な見方が多い。
・米国経済の現状を表す形容詞とは?
図1
最も多かったのは「不確実さ」であり、それに続いて「改善している」、「脆い」などの単語が並んだ。
・公式な経済指標よりも経済は良いか、悪いか?
グラフ2
同じくらいという回答が最も多いが、悪いという回答も31%あった。失業率などは依然として高く、それほど経済回復について実感に乏しいという感じだったのだろう。
・今後3年間に渡っての見通しは?
グラフ3
最も増加しているだろうと答えたのは「グローバル成長」で、以下「インフレ」、「実質金利」、「雇用」などであった。逆に「財政赤字」や「貧困」はなくならないという見方も強い。
・よくやっていると思う機関は?
グラフ4
ビジネスコミュニティや、CBO(議会予算局)やGAO(会計検査院)などの評価が高い一方で、ECB、ウォールストリートの金融機関、議会については不評である。Fedはややマシという位置だろうか。
・Fedが金融引き締めに転ずるのはいつか?
グラフ5
最も多いのは2012年以降であり、このあたりは市場や一部のエコノミストの見方よりも慎重なものだった。また、労働市場に堅調さが戻ってくるまでは引き締めるべきではないとする回答も35%程度あった。半面、緩和を継続するべきとする回答は15%にとどまっている。



