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COP21「議定書」見送り 人類の共存すらも危うい

 COP21では「議定書」という形での合意が見送られることになりました。
 各国が地球温暖化防止のためのCO2排出量の規制のための合意を見送ったということになりますが、これでは地球上の生命そのものの存続が危ぶまれることになります。

 先般、私は、ブログで「他の野生動物たちとの共存が実現できるような地球でありたいものです。」なんて書いたのですが、野生動物との共存どころはありません。人類の共存すら危ういのが現代社会です。
 戦争をカネ儲けの手段にする人たち、国々は最低の最低ですが、CO2排出についても未だにCO2が温暖化の原因ではないと言っている人たちは、心底、どうにもならない人たちです。
「米国では、人間活動による地球温暖化に懐疑的な野党・共和党が上下両院で過半数を占める。」(毎日新聞2015年12月2日

 自分たちの営利活動そのものを合理化、正当化するために詭弁を主張しているのですが、人類の敵ともいうべき存在です。
地球温暖化CO2主因説は誤りか

 この温室効果ガスの排出については経済活動も大事なんていう主張もありますが、人類や動植物の共存以上に大事なものなんでありますか。
そこでいう経済活動も実は単に資源を大量消費しての大量生産であったり、物作りということばかりです。
 自動車を必要もないのに大量生産し、そしてさらに買い換えるなどということが経済活動ということになれば、何のための経済活動なのかということです。
 住宅ローンや自動車ローンを抱え、とにかくマイホームやマイカーのために働く、何だか本末転倒です。どちらも中古で十分です。使えるものがたくさん、あるではないですか。
借金漬けの人生に希望を持てという方が無理、借りたものは返せでは済まない現実

 これでは物欲だけに支配されているだけで、とにかく物欲だけの満たすためだけの生産活動となり、それがイコール経済活動ということになれば、単なる悪循環でしかありません。余暇も削ってただひたすら消費のための生産を繰り返すだけ、これで資源を使い果たし、温室効果ガスを大量にまき散らしているということでしかありません。
 そして、それが一部のカネ持ちのためのカネ儲けの手段でしかないということでもあります。

 よくこのCO2削減も新たなビジネスチャンスのような言われ方もしますが、ナンセンスです。ビジネスに変えるというのは勝手ですが、ビジネスになり得なくてもCO2削減はしなければならないのです。経済活動と両立しなくても実行しなければならないことです。

 自分だけが快楽を楽しめればいいという先進諸国の発想が発展途上国に受け入れられないことも当然のことで、地球上の限りある資源は、特定の国、特定のカネ持ちだけのものではなく、等しく人類のものであるし、地球そのものは他の動植物なども含め、地球上のすべての生命のものです。
脱原発で地球温暖化を防止しよう 米国の消費社会が悪例

 一部の欲の皮の突っ張った人たちや国々によって地球がボロボロにされようとしています。嘆かわしいことです。

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