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OECDの幸福度指標を振り返る

経済協力開発機構 (OECD) における国民の幸福度に関する研究については、すでに、このブログの5月25日付けのエントリー「経済協力開発機構 (OECD) の幸福度指標の少しヘンテコな読み解き方」において、勤労世代と引退世代の格差の視点から取り上げましたが、こういった研究成果を取りまとめて、昨日、How's Life? という出版物が公表されています。副題は Measuring well-being となっています。このブログでは既報の幸福指標ですので、ごく簡単に取り上げておきたいと思います。まず、章立ては Overview から始まって以下の通りです。

  1. Overview
  2. Income and Wealth
  3. Jobs and Earnings
  4. Housing conditions
  5. Health status
  6. Work-life balance
  7. Education and skills
  8. Social connections
  9. Civic engagement and governance
  10. Environmental quality
  11. Personal security
  12. Subjective well-being


リポートサマリーを表わしたのが p.25 Table 1.1. An overview of headline well-being indicators in OECD countries なんですが、下の画像の通りです。やたらと縮小をかけてあり、クリックすると別ウィンドウで抽出した pdf ファイルが開くようになっています。

リンク先を見る

他方、主観的な幸福度のソフトデータとして、ギャラップ社の調査結果が示されています。OECD のサイトから引用した下のグラフの通りです。前回にはありませんでした。一見して明らかなように、すべてのOECD加盟国ではなく、いくつかの国をピックアップしてありますが、主観的な尺度では我が国の幸福度はOECD平均よりも低いことが読み取れます。

画像を見る

最後に、OECDのリポートとは関係ありませんが、家計経済研究所から「消費生活に関するパネル調査」が発表され、p/6 図表Ⅱ-1において、一番上の子どもの学齢別で子ども手当の貯蓄世帯と補てん世帯の割合が示されています。下のグラフの通りで、子供の学齢が上がるにつれて、貯蓄ではなく子供への支出に補てんしたとする割合が高まっています。パネルデータですから解釈にはフォーマルな計量分析に基づく慎重な検討が必要ですが、とても興味深い結果だと私は受け止めています。

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