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1票の格差は「違憲状態」、軽井沢の初雪

1票の格差が、最大2.13倍だった、昨年の衆院選は、法の下の平等に反して違憲だとして、弁護士たちが選挙無効を求めた全国訴訟の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長:寺田逸郎長官)は、昨日25日、「違憲状態」という判断を示しました。

選挙無効の請求は、退けました。

最高裁が、「違憲状態」と判断したのは、2009年、2012年の衆院選に続いて3回連続です。

昨年の衆院選は、選挙区割りなどの法改正で、都道府県にまず1議席ずつ割り振ることで人口の少ない地域に議席を重点配分する「1人別枠方式」が条文からなくなった後に実施されました。

議席を「0増5減」し、格差が2012年衆院選の最大2.43からわずかに縮小しました。

このように国会が是正に取り組んできたことが考慮され、「国会の裁量として、是正をするために合理的な期間を過ぎたとは言えない」としています。

裁判官14人のうち、9人の多数意見です。

しかし、3人の裁判官は、「違憲」としています。

各裁判官の個別意見では、厳しい指摘も出されています。

衆議院で、1票の格差是正のための検討をしている調査会(佐々木座長)は、年内に素案を示すことを目指しています。

現行方式に比べて、人口の多い県により多く配分する「アダムス方式」が有力案として浮上している、ということです。

その方式ですと、「9増9減」になり、格差は2倍未満になる見通しです。

調査会の案を、是非尊重して、早急に格差是正をしてほしいと思いますが、各党の温度差がある、とのこと。

1票は、民主主義の基本です。

来年からは、18歳以上の若い人も投票できるようになります。

その時に、1票に格差がある、ということは避けてほしいと思います。

司法から、再三是正を迫られている国会の対応を注視しましょう。

今朝の軽井沢は、今年初めての積雪で真っ白になりました。

昨夜からの雪で、特に軽井沢で積もったようで、家のあたりは10センチ位積もりました。

日中は、気温が上がり、道路がビチャビチャになりました。



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