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マイナス成長を記録した2010年10-12月期GDP統計1次QEは過去の数字か?

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さらに、需要項目別の寄与度を示したグラフは以下の通りです。季節調整済みの系列の前期比成長率に対する寄与度で、左軸の単位はパーセントです。棒グラフの色分けは凡例の通りとなっていますが、本日発表された10-12月期の最新データでは赤い棒グラフの民間消費や黄色の公的需要がマイナスの寄与を示していることが読み取れます。

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2010年10-12月期がマイナス成長となった要因は報道の通り、個人消費の落ち込みと世界景気に起因する輸出の不振、さらに、公的需要が「コンクリートから人へ」の政権交代により着実に減少しているためです。住宅投資や設備投資は上向いて来ています。また、市場の事前コンセンサスほどマイナス幅が大きくなかった原因は、第1に在庫投資、第2に過去の系列が下方修正されたことです。しかしながら、在庫投資がプラスに寄与したのは決して肯定的に評価すべきではなく、むしろ、売残りが積み上がった結果と受け取るべきでしょう。そして、この10-12月期のGDP統計は過去の数字と受け止められています。どうしてかというと、多くのエコノミストが今年1-3月期にはプラス成長に復帰すると見込んでいるからです。私は少数派であり、控え目に言っても、1-3月期もマイナス成長が2四半期連続で続いても驚かない、と見通しています。先行きの成長率を考えるためのグラフを2枚書きました。以下の通りです。上のパネルは経済企画協会が2月10日に発表したESPフォーキャストの成長率に関する結果です。青の折れ線が今日発表分を含めた成長率の実績で、赤はエコノミスト各氏の2012年度いっぱいまでの成長率見通しの平均値です。下のパネルは名目と実質の公的固定資本形成の最近の四半期パターンです。季節調整していない原系列の計数で単位は兆円です。

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