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日経新聞「2010年経済図書ベスト10」

昨日12月26日付けの日経新聞でエコノミストが選ぶ2010年経済図書ベスト10が特集されていました。慶応義塾大学の池尾教授の解説でした。日経新聞のサイトから画像で引用すると以下の通りです。なお、このサイトは何らかの無料登録をしなければ見られない可能性があります。悪しからず。

画像を見る

他にもいろいろとあるのかもしれませんが、私の目についた範囲で12月18日付けの週刊ダイヤモンドでも同じような「経済学者・経営学者・エコノミスト162人が選んだ2010年のベスト経済書」ランキングが発表されていました。この上位10位までを引用すると以下の通りです。

1.大竹文雄『競争と公平感』
2.マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』
3.藻谷浩介『デフレの正体』岩崎夏海
4.『もし高校野球の女子マネージャがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』
5.岩田一政『デフレとの闘い』
6.楠木建『ストーリーとしての競争戦略』
7.ヌリエル・ルービニ、スティーブン・ミーム『大いなる不安定』
8.細野薫『金融危機のミクロ経済分析』
9.宮本太郎『生活保障』
10.クリス・アンダーソン『フリー』

これらのメジャーなメディアにはかなうハズもありませんが、私がこのブログの11月29日付けのエントリー「今年のベスト経済書やいかに?」で取り上げたのは以下の5冊でした。

・岩田一政『デフレとの闘い』
・細野薫『金融危機のミクロ経済分析』
・アン・アリスン『菊とポケモン』
・岩崎夏海『もし高校野球の女子マネージャがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』
・竹内啓『偶然とは何か』

私が上げた5冊のうち、本格派の部の『デフレとの闘い』は両方のトップ10に入っていますし、学術書の部の『金融危機のミクロ経済分析』とベストセラーの部の『もし高校野球の女子マネージャがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』もチラリと見えます。まずまずの成績といえます。しかし、私が上げた5冊の中で、ややレアもの受けを狙った『菊とポケモン』が外したのは仕方ないとしても、新書の部が大きくスライスしてOBゾーンに飛び込みました。要するに、私が新書をほとんど読んでいないことが明らかになったわけです。ただし、聞き苦しい言い訳ですが、『競争と公平感』はすでに2-3か月前に買ってあって、単に読んでいないだけですし、『デフレの正体』は読んだものの、リフレ派のエコノミストとしてデフレを人口動態に帰着させた結論を評価しなかったというのが正しいといえます。別の観点から、『これからの「正義」の話をしよう』については、私は経済書とは考えていませんでした。ですから、このブログでは経済書の読書感想文は原則として取り上げないことにしているんですが、この本は9月11日付けのエントリーで読書感想文を紹介しています。読書感想文を取り上げたということは、私が経済書と受け止めていないことのひとつの証拠でもあります。

まったくどうでもいいことですが、ハリー・ポッターの映画を見るに当たって、第6話『謎のプリンス』と第7話『死の秘宝』だけを読み返してお茶を濁そうと考えていたんですが、結局、第1話の『賢者の石』にまでさかのぼって読み返し始めてしまいました。ようやく今日になって第4話『炎のゴブレット』を読み終えて、第5話『不死鳥の騎士団』に入ったところです。この年末年始休みは経済書よりも小説をいっぱい読みそうな気がします。

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