記事

ムスリムのIS非難

相次ぐISのテロに関して、イスラム教徒の多くが彼らはイスラム教を騙ってはいるが、イスラムとは関係のない少数の過激派で、本当のイスラム教徒こそその被害者であるとしているところ、非イスラム教徒の側からは、イスラム教徒はより明確に直接の行動で、ISに対する非難の声をあげるべきであるとの声が聞かれます。

この点に関して、ロンドンのムスリム同胞団事務所は25ページからなる文書で、暴力とテロはイスラムではないとして、これを拒否する声明を発したとのことです。

他方、エジプトのイスラム教の総本山のアズハリ総長も、IS等のテロは精神的な病気であり、イスラムの教えに反するものであると確認した由。

更にロンドンのムスリム活動家は、昨年行った「彼ら・・・ISのこと・・・は我々を代表しない」キャンペーンを、パリテロに関連して再開することにした由

たしか、これまでサウディのムフティ等も厳しく、ISの暴力を非難してきたと記憶します

http://www.alquds.co.uk/?p=438234
http://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/egypt/2015/11/21/شيخ-الأزهر-الإرهاب-مرض-فكري-ونفسي-لا-دين-له.html
http://www.aljazeera.net/news/international/2015/11/21/مسلمون-بريطانيون-يطلقون-حملة-تنظيم-الدولة-لا-يمثلني

これらの発言、行動はそれ自体は重要かと思いますが、問題はそれらがISの宣伝によるムスリム青年に対する影響に比して、弱弱しいことではないでしょうか?

又、現実に多くのアラブ諸国は、ISと実際に戦っていますが、それ以上に問題はこれらの国(チュニジア、イエメン、スーダン、モロッコ、エジプト、サウディ等の湾岸諸国)から多数の若者が、IS等の過激派組織に参加して、イラク、シリアで戦っていることで、アラブ、イスラム諸国は国を挙げて、反ISのキャンペーンを行い、参加した者については政府に情報が集まる仕組みを作り、出入国の際の水際逮捕等で、若者の過激派の戦等への参加を阻止すべき時に来ていると思います。

そうでなければ、これらの戦闘参加の経験豊富な青年が帰国して、それぞれの国で、テロ活動を行うことは、目に見えて明らかで、今のうちに断固たる措置をとっておかないと、それこそ90年代にアルジェリアがアフガンからの帰国戦士al afghani などが中心になって、10年にわたる血の海を経験した(犠牲者は10万人とも言われる)ことの繰り返しが起こる可能性も否定できないでしょう。

あわせて読みたい

「IS(イスラム国)」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    男性パートナーの得意な家事「皿洗い」に女性は不満?意識のギャップを防ぐカギは【9月19日は育休を考える日】

    ふかぼりメメント

    09月18日 08:50

  2. 2

    「ワクチン2回打てば安心」と思い込む高齢者が引き起こす社会の不和

    NEWSポストセブン

    09月19日 19:43

  3. 3

    目に見えないコロナとの戦いには「孫子の兵法」が有効

    自由人

    09月19日 22:49

  4. 4

    自民党総裁選の4候補者が討論会 基礎年金と原発ゼロめぐり河野氏に質問が集中

    安倍宏行

    09月19日 15:05

  5. 5

    ヒートアップする総裁選 すべては菅首相と二階幹事長の決断のおかげ

    早川忠孝

    09月19日 15:35

  6. 6

    SNSで敢えて「時差投稿です」と言い訳 背景に日本社会の同調圧力の強さ

    内藤忍

    09月19日 13:00

  7. 7

    自民OB・舛添要一氏「岸田文雄総裁なら“疑似政権交代”のような雰囲気出せる」

    NEWSポストセブン

    09月19日 11:56

  8. 8

    恒大集団(エバーグランデ)破綻で中国不動産バブル崩壊か

    藤沢数希

    09月19日 09:40

  9. 9

    中国の狙いは“人民元”拡大と知財保護? TPP加入なら専門家「今後は日本のメリットになっていく」

    ABEMA TIMES

    09月19日 12:13

  10. 10

    東京都で新たに565人の感染確認 28日連続で前週の同曜日を下回る

    ABEMA TIMES

    09月19日 17:09

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。