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防衛省集計の「米軍機の飛行に係る苦情等受付状況表」の2015年7~9月分を入手

防衛省集計の「米軍機の飛行に係る苦情等受付状況表」の2015年7~9月分を入手しました。この3か月間の苦情は、14県94件になります。


 内訳は秋田県1、岩手県1、東京都1、埼玉県12、群馬県8、栃木県3、鳥取県3、島根県34、岡山県5、広島県5、徳島県4、高知県6、大分県5、鹿児島県6です。


 中国山地(島根県、広島県)における米軍機戦闘訓練エリアの被害がやはり多い。また、低空飛行訓練ルートであるオレンジルート(和歌山県、徳島県、高知県)・ブラウンルート(鳥取県、岡山県、広島県)下の苦情も相変わらず多い。


 常に苦情件数が多い群馬県は今回、米軍戦闘機の訓練エリアからの苦情は見当たらず、伊勢崎市や桐生市など県南地域におけるプロペラ機の苦情が多数に上ります。埼玉県、栃木県内の苦情とともに、米軍横田基地所属のC130戦術輸送機によるものと思います。


 ただし栃木県鹿沼市の8月24日の苦情は、米軍嘉手納基地所属のMC130特殊作戦機と思われます。「下野新聞」もその低空飛行に関する住民の苦情を記事にしています。数日間にわたって栃木県各地で異常な低空飛行が繰り返されたことが紹介されていました。


 秋田県湯沢市の8月26日の苦情は「大型輸送機(=プロペラ機)が低空で飛行しており、恐怖を感じた。後部のハッチが開いており、何か投下しているのかと不安になる」と、異常な飛行実態を告発していました。これもMC130だったのかもしれません。


 大分県、鹿児島県では、MC130と思われる米軍機の苦情が寄せられています。


 岩手県雫石町の苦情は、「北方ルート」といわれる米空軍三沢基地が設定した低空飛行訓練ルートを飛ぶ戦闘機によるものではないでしょうか。


寄せられた苦情として
・「非常に恐怖を感じる。子供もおびえている」(島根県邑南町)。
・午後10時半の低空飛行に対して「今何時だと思っているのか。うるさくて我慢できない」(島根県浜田市)。
・「12時32分ごろに5機、13時20分ごろに8機、C130と思われる航空機が南から北へ、かなり低い高度で飛行した。うるさいし恐ろしい」(埼玉県上尾市)。
・「濃い灰色のヘリコプター2機が飛行していた。両側面の扉が開いていたので、機内から積載物が落下するのではないか不安だった。この訓練をやめてもらいたい」(鹿児島県西之表市)
などがありました。

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