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非公式のユーロ圏財務相会合の詳細次第・・・

為替千里眼、本日はお仕事の都合でお昼の更新ができませんでしたが、昨晩のNY市場はなんと言っても主要5中銀(日米欧英瑞)による協調策としてのドル資金供給の発表がメイン材料となり、これまで積み上がった回避動意を背景としたショートポジションは大きく巻き戻されました。正直、ユーロドルが1.39まで一気に上昇したのは驚きで、NYダウも大幅高、債券市場も軒並み下落となり、米10年債利回りは+10bpsの2.08%まで上昇、ユーロドルやケーブルなどのストレートが軒並み大幅反発となりましたが、本日は既に1.38割れまで軟化しているところを見ると、市場の懐疑的な見方はそれなりの根深さを感じるところです。また、一方のドル円は相変わらず76円Mid〜Highでの推移となっており、利回りの上昇との相関はあまり感じられないところではありますが、4hでのモメンタムのトレンドが再び崩れ気味ではありますので、引続き76円Mid割れの可能性は排除しない方が良いのかもしれません。

昨晩の材料に関しましては既に報じられている通りではありますので、特段振り返る必要もないかと思いますが、エンパイヤにせよフィリーにせよ、市場予想を下回ってしまったのは少々残念で、内容としてもマチマチだったのではないかと思います。エンパイヤに関しては、新規受注が-0.18pの-8.00p、雇用が-8.69pの-5.43pと主要項目は概ねマイナスだったのに対して、フィリーの新規受注は+15.5pの-11.3p、雇用指数も+11.0pの+5.8pという状況でしたので、それほど悲観一色といった状況ではないのではないかと思います。その他、CPIが+0.4%と市場予想を上回る結果、IJCは42.8万件と予想の41.0万件を上回る悪化ではありましたが、上述のとおり昨晩は5中銀によるドル資金供給措置発表がメイン材料となりましたので、ドル円に関しましてはリスク回避のアンワインドからくる下押し圧力が拮抗する形で、方向性が出にくかったのが実情です。

USDJPY 4hour
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現状ダウ先は-50ドル超、既にユーロドルが100p近い下落幅となるなか、この後のNY市場では米TICS、そしてU-Michの公表を控えております。特にU-Michに関しましては、ここ最近特に世界的な景気後退観測、欧州債務懸念等を背景とする株価の大幅下落など、消費者信頼感が大きく損なわれているところではありますので、現状の株価下落の後押し材料になる可能性が高いのではないかと思われます。ユーロの下落に関しては、昨晩の急上昇に対する反動と、この週末に掛けて行われる非公式のユーロ圏財務相会合に対する不透明感が解消を誘っている状況で、協議の内容としては、ギリシャ支援やEFSFの拡充、ユーロ圏共同債の発行、欧州金融セクター問題などが議論される予定のようですが、具体的な解決策が出る可能性は低く、依然として戻りが出やすいのではないかと思われます。

ユーロドルは既に4hでのモメンタムが切れており、短期サポートの下限1.37Mid〜1.37Lowが維持できないと、再び足許の楽観ムードは後退ムードに変化すると思われますので、それなりのショート体勢は整えておく必要があるかもしれません。既に週末ではあり、本邦勢は3連休、FOMC前というイベント的な部分も考慮すると、積極的にポジションを傾けられる状況ではないと思いますが、冒頭でお話いたしましたように欧州懸念の根深さは相当なもの(独が共同債に断固反対している点が大きいのかもしれませんが・・・)がありますので、その点を踏まえてもまだまだ安定化への課題は多くのこされているものと思われます。

では、この後も頑張りましょう!

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