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与野党の幹事長・書記局長会談 野党は臨時国会開会をあらためて強く求める

 与野党の幹事長・書記局長が18日午前、国会内で会談した。民主・維新・共産・生活・社民・参院無所属クラブの野党5党1会派側は、憲法53条に基づき一致して求めている臨時国会の開催について、与党が政府に働きかけ開催に応じるようあらためて強く求めた。

 出席した野党の幹事長・書記局長らが会談後にそろって記者会見した。この中で民主党の枝野幸男幹事長は、「憲法に基づき手続きをとって要求し、それから1カ月の期間が過ぎようとしている。開いていただかなければいけないということであらためて要求した」と会談の目的を説明。野党側の開会要求に対し、与党側は外交日程を主な理由に挙げて「臨時国会は開けないので1月の通常国会を4日開会に前倒しすることで了解してほしい」旨を求めたが、野党側は「到底了解できるものではない」と一致して突っぱねたと会談でのやりとりを報告した。

 枝野幹事長は「憲法53条には確かに期限は書かれていないが、それは自由裁量でいつでもいいということではなく、合理的に判断される範囲のなかで開会しなければならないという規定だ。自民党自身が自らの憲法改正草案では20日以内に開会すると書いている。まさにこの20日程度というのが合理的な範囲だと自ら考え、認めているのに、その合理的な幅を超えて2カ月以上にわたって開かないというのは合理的な範囲を明らかに超えている」と政府・与党の対応を強く批判した。

 政府・与党が臨時国会を開かない主な理由として挙げていることに対しても、「そうしたことはわれわれ(野党)も分かっているので、臨時国会を開くからそれ(外交日程)に出るななどと言わない。しかし、外交日程の隙間にも総理が(国内に)いるときはあるのだから、そういうときには総理に(臨時国会に)来ていただけばいいし、外務大臣がいなくてもできる審議はあるということを前回も申し上げた。外交日程があるから物理的に開けないというのは全く理由にならない」と断じた。「われわれはこれまで、国会中の大臣等の海外出張について大変柔軟に認めてきた。それは認めなくてもいいのか」とも述べ、政府・与党の対応を批判。「まさに憲法の規定に反し、法の支配を政府自らが無視する、軽視する行為である。法の支配に基づいて社会を回すということについて一番重要性を分かっているのは本来政府でなければならない。社会全体が法に基づいて行動しなければ一番困るのは政府であるはずが、その政府自らが法の支配を否定するのはまさに社会を崩壊させることだと強く抗議した」とも枝野幹事長は語った。

与野党幹事長・書記局長会談

民主党広報委員会

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