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お次はQE3懸念が支配する?

為替千里眼、レバ25倍規制初日となる8月1日月曜日の東京市場ではありますが、週初早々から米債務上限協議の合意報道を背景に各市場とも大きな動意に見舞われているのが実情で、ドル円は一時78円ワンタッチ、日経平均も+190円付近と大幅反発してのスタートとなっております。ただし、ドル円の上昇は既に息切れとなっており、現状77円Mid以下まで押し戻されている状況ではありますが、目先の懸念材料が一つ後退したことで、市場は日々のマクロ動向に集中できる反面、今後はS&Pなどの格付け機関が米国のソブリン格付けを引下げるか否か、そして目先のデフォルトは回避しても問題の先送りでしかなく、根本的な解決には至っていないことを考慮すると、ドルの反発力は限定的に留まると冷静な見方が多いのも事実です。先週末のGDPの大幅鈍化を受け米景気減速懸念がQE3の思惑に繋がりやすいという指摘もあり、今回の合意に関して手放しで喜べる状態ではないことは念頭に置いておきたいところです。

実際にドルの動きを見ると、対円でのアンワインドは大きく出ましたが、その他のストレートに関しては然程ドル買戻しには繋がっておらず、本件に関しては本日予定されている上院での妥協案の採決の行方を見守る必要がありそうです。ただ、現状東京株も堅調推移、ダウ先も180ドル近い上昇幅となっておりますので、どちらかと言えばリスク許容の拡大を背景とした高ベータ通貨の堅調展開が予想されるところで、オージーもカナダも現状はプラス圏での推移となっております。既に一部報道でも伝えられているように、米債務上限引上げ問題が一段落したところで、今後は米景気動向にテーマがシフトする可能性が高く、今週は今晩のISM製造業を皮切りに、ADPやISM非製造業、そして週末の雇用統計という流れになりますので、いずれのマクロも好結果という訳にもいかず、悪結果は何かとQE3期待に繋がりやすいため、その点は注意しておく必要がありそうです。

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先週末のGDP2Q速報に関しましては、前期比+1.3%と市場予想の+1.8%を大きく下回り、1-3月期の+2.1%から大幅に減速したことはご周知のとおりです。詳細を見ますと、やはり個人消費の鈍化や耐久財消費の鈍化が背景にあったようですが、一方で設備投資は堅調だったようです。またシカゴPMIに関しましてもヘッドラインこそ市場予想の60.0から若干の鈍化となる58.8に留まりましたが、内訳では新規受注(-1.8p)や生産指数(-2.6p)、雇用指数(-7.2p)が軒並み鈍化しており、特に雇用指数に関して、週末に雇用統計を控えているだけに、これだけの鈍化は少々暗い影を落とす結果だったのではないかと思われます。まだ、債務上限協議の合意に関しては甲乙付け難いところではありますので、この後の海外勢の反応、そしてNYタイムからの上院採決など段階を踏まなければならないところではあります。

ドル円は76円Lowないしは、最安値更新の懸念が払拭しきれていないだけに、モメンタムのレジストとなる78円Mid付近までの反発余力はあるかもしれませんが、まだまだ底打ちの判断は時期尚早かもしれません。これで今晩のISMなどが予想に反して大幅に改善するような結果となれば、上方向の展開になるのかもしれませんけどね(苦笑)

では、今週もよろしくお願いします。

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