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- 2011年07月28日 21:44
GDP速報の下振れに期待?
為替千里眼、依然として冴えない展開が継続している本格動意の木曜日のマーケットでありますが、ドル円は相変わらずの77円Mid-Highの展開、ユーロドルは欧州タイムで発表された欧州委員会サーベイが軒並み市場予想を下回ったことなどを背景に本日も続落、その他通貨は比較的小動きではありますが、ユーロクロスが軒並みユーロ売りに傾斜しており、ユーロポンドも右肩下がりのH&S形成で続落懸念、ユーロスイスも最安値更新となりそうな雰囲気です。このユーロ売りの背景には、マクロ悪化の他、お昼の更新でも指摘した伊債入札が低調に終わったことからイタリア懸念が台頭しているようで、独債とのスプレッドは再び330bp程度まで拡大、この懸念がアイルランドやポルトガル、スペインなどに波及しないかどうかが気掛かりなところであります。
現状は、通常のマーケット展開でもある「ドル売りorドル買い」という選択肢ではなく、ドルも売り、ユーロも売り、という状況で各通貨ごとでパフォーマンスはマチマチかと思われますので、どの通貨が無難どころなのかの見極めは非常に難しいところかと思われます。債券関連の情報はなかなか得にくいところかもしれませんが、今後の注目材料としては、8月4日に予定されているスペインの3年債の入札が注目されているようで、引続きイタリアとスペインは債務懸念波及候補として常に取り沙汰されやすい状況が続くものと思われます。既にデイリーベースでのユーロドルは、遅行スパンが陰転、価格も雲下限割れに至っておりますので、このまま今晩中に1.43台を回復できないとなると、次の節目となる1.41を試す可能性が高くなりそうで、4hでの短期トレンドもサポートを下抜けてしまっておりますので、何らかの好材料が出ない限り値を戻すのは難しいかもしれません。
この後のNYでのIJC等については、公表時間までにアップが間に合いそうにありませんが、本日も米議会の動きが市場の焦点となりそうですので、あまりマクロ面に神経を尖らせる必要はないかもしれません。逆に次週末には雇用統計を控えておりますので、現状の雇用情勢の悪化、そして昨晩のベージュブックで示された「労働市場は軟調なまま」という見解が何を示しているのか、ちょっと深読みすると7月雇用統計での悪結果を見越しての布石のようにも思えますが、NFPはもちろんのこと、失業率に関しましても、顕著にIJCが改善した形跡もないことから、失業率も引続き+9.1%という高水準を維持する可能性のほうが高いと思われます。その他、今晩は一連の債券入札最終日となる7年債入札が控えておりますが、既に5年債も低調だったことを考慮すると米ソブリンに対する懸念は一段と深まりそうな雰囲気でもあります。
米GDP2Q-Flash各社予想
バークレイズ:+2.0%
BTMU:+1.9%
シティ:+1.7%
Wファーゴ:+1.6%
NYメロン:+1.5%
正直トレードの方が深刻ではあり、現状ドル円以外は様子見となってしまっておりますが、ドル円は77円Mid割れからさらに追従する予定、ユーロドルはドル売りと言えどユーロも買いにくいのでペンディング、ケーブルも然りで、あとはオージードルだけが底堅く推移している状況です。明日は本邦CPIにはじまり、本邦雇用統計なども予定されておりますが、最大の焦点は米GDP2Q速報ではあります。各社予想も比較的バラツキを見せており、前期を上回る予想はほとんどありません。Fedメンバーの多くは下半期に飛躍的に回復するとか、+2.5%〜+3.5%程度の伸び率になるなどと予想しておりますが、日々のマクロを見る限りではその兆候は殆ど感じられず、逆に雇用環境などは悪化している節すら感じられますので、今回の2Q速報の結果次第では、年後半の成長率予想も軒並み下方修正される可能性がある点は念頭に置いておきたいところです。
では、この後も頑張りましょう!
現状は、通常のマーケット展開でもある「ドル売りorドル買い」という選択肢ではなく、ドルも売り、ユーロも売り、という状況で各通貨ごとでパフォーマンスはマチマチかと思われますので、どの通貨が無難どころなのかの見極めは非常に難しいところかと思われます。債券関連の情報はなかなか得にくいところかもしれませんが、今後の注目材料としては、8月4日に予定されているスペインの3年債の入札が注目されているようで、引続きイタリアとスペインは債務懸念波及候補として常に取り沙汰されやすい状況が続くものと思われます。既にデイリーベースでのユーロドルは、遅行スパンが陰転、価格も雲下限割れに至っておりますので、このまま今晩中に1.43台を回復できないとなると、次の節目となる1.41を試す可能性が高くなりそうで、4hでの短期トレンドもサポートを下抜けてしまっておりますので、何らかの好材料が出ない限り値を戻すのは難しいかもしれません。
この後のNYでのIJC等については、公表時間までにアップが間に合いそうにありませんが、本日も米議会の動きが市場の焦点となりそうですので、あまりマクロ面に神経を尖らせる必要はないかもしれません。逆に次週末には雇用統計を控えておりますので、現状の雇用情勢の悪化、そして昨晩のベージュブックで示された「労働市場は軟調なまま」という見解が何を示しているのか、ちょっと深読みすると7月雇用統計での悪結果を見越しての布石のようにも思えますが、NFPはもちろんのこと、失業率に関しましても、顕著にIJCが改善した形跡もないことから、失業率も引続き+9.1%という高水準を維持する可能性のほうが高いと思われます。その他、今晩は一連の債券入札最終日となる7年債入札が控えておりますが、既に5年債も低調だったことを考慮すると米ソブリンに対する懸念は一段と深まりそうな雰囲気でもあります。
米GDP2Q-Flash各社予想
バークレイズ:+2.0%
BTMU:+1.9%
シティ:+1.7%
Wファーゴ:+1.6%
NYメロン:+1.5%
正直トレードの方が深刻ではあり、現状ドル円以外は様子見となってしまっておりますが、ドル円は77円Mid割れからさらに追従する予定、ユーロドルはドル売りと言えどユーロも買いにくいのでペンディング、ケーブルも然りで、あとはオージードルだけが底堅く推移している状況です。明日は本邦CPIにはじまり、本邦雇用統計なども予定されておりますが、最大の焦点は米GDP2Q速報ではあります。各社予想も比較的バラツキを見せており、前期を上回る予想はほとんどありません。Fedメンバーの多くは下半期に飛躍的に回復するとか、+2.5%〜+3.5%程度の伸び率になるなどと予想しておりますが、日々のマクロを見る限りではその兆候は殆ど感じられず、逆に雇用環境などは悪化している節すら感じられますので、今回の2Q速報の結果次第では、年後半の成長率予想も軒並み下方修正される可能性がある点は念頭に置いておきたいところです。
では、この後も頑張りましょう!



