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B議長は追加緩和の用意はないとしたものの・・・・

為替千里眼、今週はなんだかあっという間の1週間ではありましたが、本邦勢は3連休、マーケットもやや落ち着きを取り戻したことで、今晩の動向に賭けるよりかは週明けから心機一転、新たな気持ちで取り組みたいところかもしれません。昨晩はバーナンキ議長の上院議会証言においてQE3の導入について慎重な姿勢を示したことからドルが反発した反面、株式市場は一段の緩和姿勢への期待感が後退したことでNY株は下落、債券利回りも+7bpsと若干債券安に傾いたことろではあります。今日の東京も小幅なプラスでは引けたものの、積極的なリスクテイクは見られず、また円高水準が継続しているだけに1万円台への回復には至らず今週の取引を終えております。

さて、時間も然程ないので本題に入りたいと思いますが、この後は言うまでもなく米CPIやFedエンパイヤ、そして鉱工業生産など足許の米マクロが多く予定されております。現状は、インフレも抑制されており、インフレ指標に大きなインパクトはないかと思われますが、逆にデフレ状況が深刻化してくるようだと、QE3への思惑が一段と高まる可能性があり、結果的にドル売りに傾斜する恐れがありますのでその点は注意しておきたいところです。ちなみに昨晩のPPIに関しては、前月比-0.4%と市場予想の-0.2%を下回り12ヶ月ぶりの低下、一方コアは+0.3%と予想の+0.2%を上回る結果となりましたので、引続き生産者段階のインフレ圧力は上昇基調(特に中間財コアは11ヶ月連続での上昇)を続ける公算が大きいと見ておいた方が無難です。

【米CPI各社予想】
バークレイズ:-0.3%
NYメロン:-0.2%
Wファーゴ:-0.1%
シティ:-0.1%


昨晩は、PPIにせよリテールにせよIJCにせよ、そしてバーナンキ議長の追加緩和の用意ない発言など、相対的にドルの支援材料が多く、また昨今懸念材料として意識されている連邦債務の上限引上げ問題に関しても、大統領報道官が「1.5兆USDの財政赤字削減に与野党が合意したほか、2000億ドルの追加削減の合意も近い」と述べたことで、今晩に予定されているオバマ大統領による債務上限に関する記者会見に注目が集まります。ただし、債務上限引上げに対して各格付け会社のレーティングはどのような判断が下されるか、この辺は引続きリスク要因として意識される部分ではありますので、いつでもドル売りに傾斜する可能性があることは念頭に置いておきたいところです。

ちなみに、エンパイヤFedに関しては、前月の急落に対する反動増が見込まれるところではありますが、市場予想の中心値は+5.0前後、バークレイズが+10.0、ボニー(NYメロン)も+8.0という感じで若干アップサイドの可能性が高いかもしれません。ただ、これが期待に反して再びマイナスだったりすると一段と米景気先行きに対する不透明感が台頭すると思われますので、特に現状プラス推移となっているダウ先なども見ながら全体の地合いを把握していきたいと思います。

では、この後も頑張りましょう!

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