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日経平均は大幅に4日続伸、米雇用統計後の円安進行で一時418円高

[東京 9日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅に4日続伸した。前週末発表の10月米雇用統計が市場予想を大きく上回る良好な内容となり、ドル高/円安が急速に進行。幅広い銘柄に買いが入った。

東証1部上場の約8割の銘柄が上昇するなか、金融セクターの上げが顕著となった。日経平均は一時418円高。終値は8月20日以来、約2カ月半ぶりの水準に回復した。

業種別では保険業が上昇率トップ。三菱UFJ<8306.T>や三井住友<8316.T>が約4%の上げとなるなど、メガバンクも堅調となり、米国市場で金融セクターが買われた流れを引き継いだ。外為市場でドルが123円台前半まで上昇したことを背景に、自動車・電機株もしっかり。富士重工業<7270.T>が上場来高値を更新した。

8日発表の10月の中国貿易収支は市場予想を下回る弱い内容となったものの、上海総合指数<.SSEC>はプラス圏で推移。外部環境に対する過度な懸念が後退しつつあるという。日経平均ボラティリティ指数<.JNIV>も8月20日以来の低水準まで下落。テクニカル的には短期的な過熱感が強まりつつあったが、大引けにかけて日経平均は高値圏を維持するなど、戻り売りをこなす動きを見せた。

市場からは「円安が進行し、リスクオンのムードにもなっている。ただ今後については米国株次第。年内の米利上げを本格的に意識し始めた際に、米国株がどう反応するかによる」(丸三証券経済調査部長の安達誠司氏)との見方が出ている。

個別銘柄ではオリンパス<7733.T>がストップ高まで買われた。6日に発表した4―9月期連結業績は上期として6年ぶりに黒字を確保しており、好業績を評価した。半面、JUKI<6440.T>が大幅安。年初来安値を更新した。6日に2015年12月期通期の連結業績予想を下方修正したと発表し嫌気された。郵政3社はそろって続落となった。

東証1部騰落数は、値上がり1563銘柄に対し、値下がりが294銘柄、変わらずが54銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      19642.74 +377.14

寄り付き    19411.51

安値/高値   19389.74─19684.41

TOPIX<.TOPX>

終値       1590.97 +27.38

寄り付き     1575.83

安値/高値    1574.5─1594.01

東証出来高(万株) 251472

東証売買代金(億円) 29983.15

(長田善行)

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