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- 2011年04月19日 21:18
米財政赤字削減計画の実行性の鈍さが問題・・・
みなさん、こんばんは!
為替千里眼、昨晩から続いたリスク回避の動きは、さすがに欧州タイムでは一旦の調整モードとなり、足許で燻っていたギリシャの債務リストラクチャリング懸念も欧州委員会からの否定的な見解を背景に各通貨とも反発地合いとなっております。また、欧州タイムで公表された独・欧のPMI指数もある程度の底堅さを示したこともまた反転要因として意識され、一時-40ドル付近と下落先行していたダウ先もプラス圏に反転、ドル円も82円Mid割れから、現状82.70付近まで反発しております。また、先ほど発表された加CPIに関しては、市場予想を大幅に上回る結果となったことで対ドルで反発、BOCは明確な利上げスタンスこそ示しておりませんが、今後市場での利上げ期待は高まりそうな雰囲気で、週末のリテールなどにも大きな期待が寄せられそうな雰囲気です。
さて、この後のNYでは米住宅着工および許可件数の発表となりますが、個人的にはあまり大きなイベントだとの認識はないので、好結果では83円レベルまでの戻りはあるかと思いますが、引続き財政懸念問題も燻っていることから、83円手前から戻りも出やすくなると踏んでおります。デイリーでの長期トレンドの下限で反転したような感じのドル円ですが、4hでの20MAが83円ちょうど、4月初旬の高値85円Midを起点としたリトレースメントの38.2%戻しが83円Midとなっておりますので、引続きレジストポイントが多く、一本調子には騰がりにくいのが実情です。
米住宅着工各社予想
NYメロン:51.0万件
バークレイズ:51.5万件
シティ:52.0万件
BTMU;52.5万件
Wファーゴ:56.1万件
先月大きく落ち込んだ住宅着工ですが、今月は自立反発も含めある程度の強めな予想が出されているような状況です。特にWファーゴが突出してよい数値を予想しておりますが、Wファーゴ曰く、前月は悪天候による影響が大きかったこと、そしてこれから下期に向けて徐々に回復傾向にあり、雇用の回復と共に個人所得も改善傾向にあるためある程度の強めな伸びが期待できるとの見解です。そういう意味合いでは、天候に左右されない許可件数の方が重要なように見えますが、許可件数は引続き住宅在庫も多いことから大幅な伸びは期待できないのが実情で、現状は双方共に市場予想を大きく上回らないと、ドルの支援材料にはならないと思われます。
昨晩のS&Pによる米ソブリン長期格付け見通しの引き下げに関しましては、引続き今晩もまた意識されるものと思われます。市場にとっては、このS&Pの見通し引下げは一定のサプライズを持って反応しましたが、ご周知のとおり、米国の財政赤字が持続不可能であること自体はconsであったものの、格付け会社が具体的に行動を起こすのは、2012年の大統領選が終わってからという見方が強かったためです。S&Pは既に行動を起こし始めている英・仏・独などを引き合いに出し、米国の財政赤字削減計画の実行性の鈍さを指摘しており、既に金融危機から2年以上が経過した今も財政悪化を食い止める手段が合意なされていないとのことで、今回の長期見通し引下げに至った模様です(日本も同様なんですけどね・・・)。
となりますと、足許の債務上限引上げ議論が纏まったとしても、財政赤字削減の具体的な合意ではないうえ、実際に行動を起こすとなると相当に先のお話になることから、今回のレーティングリスクは尾を引く可能性があり、また他の格付け会社によるレーティングリスクも一段と高まってくると思われますので、やはり無難にユーロ買いという選択肢に落ち着いてしまうような雰囲気です。
では、この後も頑張りましょう!
為替千里眼、昨晩から続いたリスク回避の動きは、さすがに欧州タイムでは一旦の調整モードとなり、足許で燻っていたギリシャの債務リストラクチャリング懸念も欧州委員会からの否定的な見解を背景に各通貨とも反発地合いとなっております。また、欧州タイムで公表された独・欧のPMI指数もある程度の底堅さを示したこともまた反転要因として意識され、一時-40ドル付近と下落先行していたダウ先もプラス圏に反転、ドル円も82円Mid割れから、現状82.70付近まで反発しております。また、先ほど発表された加CPIに関しては、市場予想を大幅に上回る結果となったことで対ドルで反発、BOCは明確な利上げスタンスこそ示しておりませんが、今後市場での利上げ期待は高まりそうな雰囲気で、週末のリテールなどにも大きな期待が寄せられそうな雰囲気です。
さて、この後のNYでは米住宅着工および許可件数の発表となりますが、個人的にはあまり大きなイベントだとの認識はないので、好結果では83円レベルまでの戻りはあるかと思いますが、引続き財政懸念問題も燻っていることから、83円手前から戻りも出やすくなると踏んでおります。デイリーでの長期トレンドの下限で反転したような感じのドル円ですが、4hでの20MAが83円ちょうど、4月初旬の高値85円Midを起点としたリトレースメントの38.2%戻しが83円Midとなっておりますので、引続きレジストポイントが多く、一本調子には騰がりにくいのが実情です。
米住宅着工各社予想
NYメロン:51.0万件
バークレイズ:51.5万件
シティ:52.0万件
BTMU;52.5万件
Wファーゴ:56.1万件
先月大きく落ち込んだ住宅着工ですが、今月は自立反発も含めある程度の強めな予想が出されているような状況です。特にWファーゴが突出してよい数値を予想しておりますが、Wファーゴ曰く、前月は悪天候による影響が大きかったこと、そしてこれから下期に向けて徐々に回復傾向にあり、雇用の回復と共に個人所得も改善傾向にあるためある程度の強めな伸びが期待できるとの見解です。そういう意味合いでは、天候に左右されない許可件数の方が重要なように見えますが、許可件数は引続き住宅在庫も多いことから大幅な伸びは期待できないのが実情で、現状は双方共に市場予想を大きく上回らないと、ドルの支援材料にはならないと思われます。
昨晩のS&Pによる米ソブリン長期格付け見通しの引き下げに関しましては、引続き今晩もまた意識されるものと思われます。市場にとっては、このS&Pの見通し引下げは一定のサプライズを持って反応しましたが、ご周知のとおり、米国の財政赤字が持続不可能であること自体はconsであったものの、格付け会社が具体的に行動を起こすのは、2012年の大統領選が終わってからという見方が強かったためです。S&Pは既に行動を起こし始めている英・仏・独などを引き合いに出し、米国の財政赤字削減計画の実行性の鈍さを指摘しており、既に金融危機から2年以上が経過した今も財政悪化を食い止める手段が合意なされていないとのことで、今回の長期見通し引下げに至った模様です(日本も同様なんですけどね・・・)。
となりますと、足許の債務上限引上げ議論が纏まったとしても、財政赤字削減の具体的な合意ではないうえ、実際に行動を起こすとなると相当に先のお話になることから、今回のレーティングリスクは尾を引く可能性があり、また他の格付け会社によるレーティングリスクも一段と高まってくると思われますので、やはり無難にユーロ買いという選択肢に落ち着いてしまうような雰囲気です。
では、この後も頑張りましょう!



