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ユーロ懸念の再燃は、結果的に円買い要因?

みなさん、こんにちは!

為替千里眼、週明けの東京市場はフィンランド選挙での反ユーロ政党の躍進により、ユーロ売りが先行する展開となっておりますが、先週末もギリシャの債務再編懸念、アイルランドのソブリン格付けの引き下げなどを背景にユーロ売り材料が台頭しつつも、1.43Highレベルで底堅く推移していることから、市場はなかなかユーロ売りに傾けられないというのが本音かもしれません。明けの東京株も決め手に乏しく、現状は-10円付近での推移となっておりますが、震災後の影響が色濃く、積極的な物色意欲もなかなか回帰してこないというのが実情です。今日は月曜日ということもありますので、本流の動きを期待するのも難しいかもしれませんが、この後のロンドンでは月曜特有の調整フローと、17日のフィンランド選挙での結果を受けたユーロ絡みの動向が注目されるところではありますので、それなりに積極的な動意に至る可能性があると見ておいた方が良いかもしれません。

さて、既に多方面で報道されているように、フィンランドでの選挙につきましては、現連立与党の得票率が48%程度と半数に満たず、ユーロ懐疑派であるTrue Finns党(真のフィンランド人)が19%の得票率で第2党に大躍進するなど、ユーロ懐疑派の影響力が強まる可能性が高まっており、周縁国支援問題への市場の関心が再び高まっております。True Finns党の党首はポルトガル支援の条件変更を望んでおり、ポルトガルなどに対するEU支援計画に不透明感が漂っているのが実情ですが、市場における周縁国救済基金拡充の遅延懸念が再び台頭するかどうかは、今後の連立交渉やフィンランド政府の周縁国救済スタンスの動向次第かとは思いますので、現時点で大きくユーロ売りに傾くかどうかは少々懐疑的なところです。あいにくドルも冴えない展開となっておりますので、今週どのような材料が本流となるかどうか、時間を掛けて見極めたいと思います。

USDJPY Daily
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EURUSD 4hour
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ドル円に関しましては、引続き82円Lowが視野入りしているような状況ではありますが、今週の個別材料に関しては市場の反応は鈍いと思われますので、引続き米中長期金利の動向に左右される展開になると思われます。まずは目先82円Mid、欧州圏の債務問題が一段と再燃するようだと、逃避的な米債選好の地合いに伴い、ドル円は軟調に推移する可能性があります。ユーロドルに関しましては、ご覧のとおりH&S形成の足型、短期下落チャネルも1.43Lowを示唆している状況、モメンタムは既にOSゾーンではありますが、トレンドをアップブレイクしないと本格的な反転は厳しいと思われ、最大で長期サポートの位置する1.42Mid付近までの軟化を想定しております。

では、今週も張りきって行きましょう!

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