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「朝貢外交?」―握手と挨拶の仕方―

「経団連の榊原定征会長ら経済界訪中団は4日、北京で中国の李克強首相と会談した。中国首相との会談は6年ぶり。・・・日中の政治面だけでなく経済関係も深化させていくことを確認した」と5日付の日本経済新聞が報じていた。

大いに結構な話である。しかし、併せて掲載された2人の握手写真には、いささか違和感が残った。胸を張る李首相に対し、榊原会長は前かがみ。一枚の写真は10万語に優る説得力を持つといわれる。なんとなく朝貢外交のような卑屈な感じを受けたのは私だけだろうか。

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握手は本来、背筋を伸ばして相手の目を見ながら片手でするものである。日本人は日常的に頭を下げる習慣があるため、つい頭を下げながら握手をしてしまう癖がある。時に両手で相手の手を包むように握手する人もいるが、これもいただけない。握手はやはり、見た目にも“対等”で美しくなければならない。

最も印象に残っているのは、小泉純一郎首相がピョンヤンで故金正日総書記と握手した場面であった。背筋を伸ばし、右手の肘を伸ばした気迫ある握手は、既に会談前に相手を圧倒するものであった。

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私は決して礼儀作法に詳しくはないが、中学時代には挨拶の仕方を先生から教わった。例えば神事の際は、腰から背筋を伸ばして90度に折り最敬礼で行うよう習った。

しかし最近では、神事に参加する政治家や各界の指導者の拝礼姿も千差万別で、礼儀作法のかなった人は稀である。

今さら小笠原流でもないが、少なくとも海外要人と握手する際は、日本人としての誇りを持って美しくあってほしいと思う。

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