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東浩紀と宮台真司の愛嬌ある壮絶バトル

昨日のゲンロンカフェでの鼎談はつくづく呆れた。

東浩紀、宮台真司、小林よしのりの3人で、『戦争できる国の道徳』(幻冬舎新書)の発刊記念で行ったものだが、午後7時から5時間もやるなんて思いもしなかった。

なにしろ宮台真司がシールズを擁護してると知って、わしは裏切りだと思っていたから、結局、ケンカ別れになるのかと思っていたのだ。

シールズがいくら立憲主義を建て前にデモをやろうと、安全保障の立場を明らかにしないのは卑怯である。

シールズの周囲には護憲派しか集まってない。

護憲派のマスコミがシールズの虚像を膨らませている。

シールズは「護憲派」と見做してよいのだ。

護憲派に利用され、左翼に頭なでなでされる若者たち、不良性ゼロのダサい集団を応援するなんてあり得ない。

「手続き」が、ぼくちゃんたち納得できないという、あまりにも幼稚な動機を称賛することは出来ない。

甘えである! 

自主防衛のための憲法改正は日本が「主権国家」になるため、「道徳」を貫ける国になるための悲願だ。

この妨害をする者は、わしにとっては右も左も敵ということになる。

宮台真司は重武装中立と言っていた。

わしと同じ改憲論者のはずなのに、シールズを応援している。

さらにシールズのデモに、新しさや可能性があるとまで言ったら、また援助交際少女の擁護と同じだ。

新人類誕生の幻想はもう大概にしてほしい。 

ケンカで決裂かと覚悟して行ったが、シールズの話題になると、東浩紀が自分に任せろと目配せしてきた。

そして東が宮台に直球を投げる投げる、剛速球を投げ込む。

それを宮台がただ防戦一方という展開になって、しかも東と宮台の間にはすでに信頼が醸成されているから、議論が議論として成り立ったままに進行していく。

これこそが議論、ケンカにならない議論なのだ。 

そしてついに宮台がシールズ擁護の論理が破たんしていること、そして「自信はない」ということを吐露してしまった。

役割りでやっていると言っていたが、結局、いつのまにか宮台氏は鈴木邦男化してるのだ。

木村草太ら憲法学者の擁護もそうだが、自分に縁が出来た人たちを全部擁護する人間になってしまっている。

それは決して悪いことではない。

そういう強者の振る舞いもあるのだろう。

宮台の方がわしより先に「耳従う」境地に達してしまっているようだ。

それでもちょろっとシールズ擁護に自信はないよと白状してしまうお茶目さはとても好感が持てる。

わしも早くそうなりたいが、残念ながらこの国の民が属国民でいる現状がどうにも歯がゆく、まだまだ鈴木邦男化することは出来ない。

東浩紀の凄さを昨日はつくづく納得した。

本に書いている内容より、話す内容の方が凄い。

昨日の議論は本当に勉強になった。

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