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戻っても83円までは狙い撃ち/オージーは放たれるまで待て?

みなさん、こんばんは!
為替千里眼、やはりと言うべきでしょうか、ドル円は82円台をキープできずに81.80アラウンドまで下落、欧州序盤は全般的に円買い様相で、ストレートも大きく軟化し緊迫したムードとなりましたが、その後ストレートの下落は収束し、DayLowからは若干反発しているような状況です。得てして木曜日というとこうした展開が多かったりしますが、ユーロドルでは1.37ちょうど、オージードルでは1.00ちょうどと節目的水準で反発しているところを見ると、調整的な下落の範疇に留まったと判断するのが無難かもしれません。本日の東京株は再び大幅下落で3日続落、ダウ先も現状-40ドル付近と相変わらずの回避スタンスであり、そして今晩に控えたIJCをはじめとする米マクロ、さらには逃避的フローの受け皿となる米債入札と、引続きリスクテイクへの反転の兆しとなる手掛かりに乏しいことから、安易な反発期待だけは持たずに、ストレートでのドルショートは継続としてみておきたいと思います。

さて、依然として回避的な動意が持ち込まれるなか、欧州タイムでの各マクロは概ね市場予想通りとなり、市場は既にNYでのIJCや耐久財受注に照準を移している状態です。リビア情勢の悪化を背景に供給懸念を形成している原油先物も、現状100ドル超で推移しており、そうした観点からもカナダやオージーが底堅い推移、回避動意を背景とした円やスイスも底堅く、金利先高感を背景にユーロやポンドも堅調、と考えると統一性のないテーマで動いている状態ですが、ドルが全通貨に対して軟調なのは明らかです。この後のマクロ指標に関しましても、単体で大きく流れを変えるほどの大きな材料ではなく、強いてあげれば新築住宅販売程度なものなので、あとは各金融政策委員の講演などが手掛かりとなりそうです。

22時30分:Fedブラード総裁が金融政策について発言(微タカ派)
24時30分:BOEウィール委員が講演(微タカ派)
27時30分:BOEセンタンス委員が講演(タカ派)


AUDUSD Daily
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保合いも徐々にアペックスが近づきつつありますが、均衡表の遅行スパンはアペックスぎりぎりまで保合ったあと、上方向へ放れるといった雰囲気ではありますので、まだしばらくは一喜一憂の展開が続くものと思われます。もちろん、それ以前にモメンタムのトレンドがブレイクした方にポジションを取るべきではありますが、来週にはRBA金利の発表を控えていたり、米雇用統計を控えていたりで、色々と慌しくなりそうな雰囲気ではありますので、ブレイク直後を取りに行くよりかは綾戻し等のリスクも踏まえ、明確に放れるまで待機しておいた方がよいのかもしれません。

米新築住宅各社予想
Wファーゴ:31.0万件
バークレイズ:30.5万件
NYメロン:30.0万件
シティ:30.0万件


本日はこの新築住宅販売が焦点となりますが、やはり住宅在庫を抱えている以上は新築ペースが急拡大する可能性は低く、前月も集合住宅の増加が全体を押し上げたにすぎませんので、余程の数値が出ない限り、ドルにとっては然程プラスには作用しないと見ております。ただ、週末が近いことや明晩のGDP、週明けのビッグイベント等々を考慮すると、さすがにドルショートもオーバーシュート気味で、特に対スイスでの積み上がりは相当なものではありますので、足許で台頭している中東情勢の緊迫化が後退した際のアンワインドは相当に大きくなると見ており、珍しくドルスイスの動向に注目している状況です。

ドル円に関しては、一応81.60アラウンドでの反転を期待しておりますが、現状は下方向へ追従するようなフォローも見られないことから、このあとのIJCの結果を見たうえで判断。好結果で一時的な反発に至っても、既に82円Midが目先のレジストとして意識されるところではありますので、最悪は83円手前までは売りあがるくらいの気持ちがあっても良いのかもしれません(明朝に本邦CPIがあるので今晩限定で)

では、このあとのNYタイムも頑張りましょう!

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