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- 2011年02月22日 21:54
米金利の低下は単なるドル売りか?、逃避的なドル買いか?
みなさん、こんばんは!
為替千里眼、少々予想外な展開ではありますが、ご周知のとおりリビア情勢の悪化を背景としたリスク回避動意が台頭しており、ドル円は一時82.80まで、ユーロドルは1.35Lowまで、その他ストレートも概ね大幅な下落を強いられてのスタートとなりました。特に大型地震に見舞われたNZDに関しては軟調で、現状もDayLow付近での推移、邦人含め引続き安否が気遣われるところではありますが、早々にWestpacなどは利下げの可能性を示唆しており、地震被害の全貌が明らかになるにつれ、NZDは一段と下値を拡大しそうな雰囲気です。リビア情勢につきましてはデモ参加者に向け空爆を行ったりと、耳を疑うような報道が多くを占めておりますが、その他、イラン海軍艦艇のスエズ運河入りで一段と中東情勢の緊迫化が高まり、東京株は久々となる200円弱の大幅下落、現状ダウ先も100ドル超の下落幅となっております。
ただ、既にストレートは一旦の底を打ち、ユーロドルは1.35Lowから急激に反転、オージードルも一時パリティ割れに至ったものの、現状は1.0030付近まで値を戻していることから、追加的な中東情勢関連の報道がない限りは、一旦下げ止まったような感じです。ユーロの反発については、ロンドン時間に発言を行ったメルシュ理事による利上げに対するタカ派的なスタンスが作用したようで、東京タイムでのDayHighとなる1.3680付近まで150p近く値を戻しており、相変わらずのボラタイルな展開に嬉しさ半分、怖さ半分といったところです。さすがに1.35Lowまでの下落は見込んでいたものの、この地合いで押し目を買うというのも無理がありましたので、無論メルシュ理事の発言を背景とした急上昇などは取れるはずもなく、ただただ指を咥えてプライスを見ているのが精一杯でした。
今晩は米2年債入札を控えていることで、回避動意が台頭している状況下では、無論旺盛な需要が見込まれるところで、引続き米中長期金利の低下がドルの押し下げ要因として意識されるものと思われます。もちろん、ストレートの多くが回避的なドル買いに傾斜しているなか、ドルスイスでは大きくドル売りに傾斜していることを考慮すると、市場の逃避的なセンチメントは顕在で、やはり債券入札も旺盛な結果が見込まれる部分ではあります。現状の地合いがNYまで続くのか、それとも米マクロの好結果を背景に足許の懸念を払拭できるのかは蓋を開けてみないと分からない部分ですが、ダウ先の動向を窺いつつ、株価大幅下落となれば10年債を筆頭とした中長期金利が下落、これが単なるドル売りとなるのか、逃避的なドル買いとなるのかがポイントになるものと思われます。
CB消費者信頼感各社予想
Wファーゴ:67.9
バークレイズ:66.5
シティ:65.0
NYメロン:61.5
リッチモンドFedもフィリーがあれだけの好結果になった以上、期待値が先走るのも無理ないと思いますが、もともと然程注目度の大きな材料ではありませんので、やはり消費者信頼感の方にウェイトをおきたいところです。全体的な予想値もある程度のレンジが形成されており、中心値より大幅下落を予想するむきもあれば、引続き改善を予想する金融機関もあるという状況です。特に注目したいのが家計ベースの労働環境調査ということになりますが、あっという間に3月雇用統計が近づいてきますので、例の「仕事を得るのが困難」調査には一定の注目を置いておきたいところではあります。引続きストレートのブルイメージは排除しておりませんが、ユーロも均衡表の雲の深い谷の手前、ケーブルはさすがに高所恐怖症、オージーは保合いレンジの下限ということから、一番入りやすいのはオージーなのかもしれません。
では、この後も頑張りましょう!
為替千里眼、少々予想外な展開ではありますが、ご周知のとおりリビア情勢の悪化を背景としたリスク回避動意が台頭しており、ドル円は一時82.80まで、ユーロドルは1.35Lowまで、その他ストレートも概ね大幅な下落を強いられてのスタートとなりました。特に大型地震に見舞われたNZDに関しては軟調で、現状もDayLow付近での推移、邦人含め引続き安否が気遣われるところではありますが、早々にWestpacなどは利下げの可能性を示唆しており、地震被害の全貌が明らかになるにつれ、NZDは一段と下値を拡大しそうな雰囲気です。リビア情勢につきましてはデモ参加者に向け空爆を行ったりと、耳を疑うような報道が多くを占めておりますが、その他、イラン海軍艦艇のスエズ運河入りで一段と中東情勢の緊迫化が高まり、東京株は久々となる200円弱の大幅下落、現状ダウ先も100ドル超の下落幅となっております。
ただ、既にストレートは一旦の底を打ち、ユーロドルは1.35Lowから急激に反転、オージードルも一時パリティ割れに至ったものの、現状は1.0030付近まで値を戻していることから、追加的な中東情勢関連の報道がない限りは、一旦下げ止まったような感じです。ユーロの反発については、ロンドン時間に発言を行ったメルシュ理事による利上げに対するタカ派的なスタンスが作用したようで、東京タイムでのDayHighとなる1.3680付近まで150p近く値を戻しており、相変わらずのボラタイルな展開に嬉しさ半分、怖さ半分といったところです。さすがに1.35Lowまでの下落は見込んでいたものの、この地合いで押し目を買うというのも無理がありましたので、無論メルシュ理事の発言を背景とした急上昇などは取れるはずもなく、ただただ指を咥えてプライスを見ているのが精一杯でした。
今晩は米2年債入札を控えていることで、回避動意が台頭している状況下では、無論旺盛な需要が見込まれるところで、引続き米中長期金利の低下がドルの押し下げ要因として意識されるものと思われます。もちろん、ストレートの多くが回避的なドル買いに傾斜しているなか、ドルスイスでは大きくドル売りに傾斜していることを考慮すると、市場の逃避的なセンチメントは顕在で、やはり債券入札も旺盛な結果が見込まれる部分ではあります。現状の地合いがNYまで続くのか、それとも米マクロの好結果を背景に足許の懸念を払拭できるのかは蓋を開けてみないと分からない部分ですが、ダウ先の動向を窺いつつ、株価大幅下落となれば10年債を筆頭とした中長期金利が下落、これが単なるドル売りとなるのか、逃避的なドル買いとなるのかがポイントになるものと思われます。
CB消費者信頼感各社予想
Wファーゴ:67.9
バークレイズ:66.5
シティ:65.0
NYメロン:61.5
リッチモンドFedもフィリーがあれだけの好結果になった以上、期待値が先走るのも無理ないと思いますが、もともと然程注目度の大きな材料ではありませんので、やはり消費者信頼感の方にウェイトをおきたいところです。全体的な予想値もある程度のレンジが形成されており、中心値より大幅下落を予想するむきもあれば、引続き改善を予想する金融機関もあるという状況です。特に注目したいのが家計ベースの労働環境調査ということになりますが、あっという間に3月雇用統計が近づいてきますので、例の「仕事を得るのが困難」調査には一定の注目を置いておきたいところではあります。引続きストレートのブルイメージは排除しておりませんが、ユーロも均衡表の雲の深い谷の手前、ケーブルはさすがに高所恐怖症、オージーは保合いレンジの下限ということから、一番入りやすいのはオージーなのかもしれません。
では、この後も頑張りましょう!



