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- 2011年02月19日 21:24
85円トライは一旦お預け!?/G20が与えるマーケットへの影響
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みなさん、こんばんは!
為替千里眼、今週も1週間お疲れ様でした。
週末は結局ドルベアの流れが継続し、ドル円は83円Lowまで下落、反面ストレートは概ね高値更新となり、ユーロドルは一時1.37ワンタッチ、ケーブルも1.62Midまで上伸、オージードルも昨年末の高値1.0250を起点とした中期レジスト上限付近まで上昇し今週の取引を終えております。今週も各国金利先高感が通貨の動向を左右した1週間ではありましたが、健全性の高さから言っても期待値の高かったカナダのCPIは、市場予想を下回る結果となりドルカナダが反落、カナダ円も84円Highからの反落となり、水準的にはオージー円と再び方を並べております。ユーロの上昇に関しては、スマギ理事による「ECBは利上げの可能性」発言が大きかったと思いますが、全体的には引続き中東情勢の悪化が逃避的な米債買いを誘発、債券利回りが再び低下したことによるドル売りの側面が大きかったのではないかと思います。それでも、回避的なドル買いに至らなかった点は少々違和感を感じるところではありますが、個人的にもドルが反転するようなイメージはなかったので、結果的にはオーライだったのかもしれません。
さて、今週の動向を簡単に振り返って見ます。まずはCFTCのIMMポジションです。
CFTC IMM positions (February 15, 2011)
JPY:Long24,389 Short42,937
EUR:Long63,395 Short30,931
GBP:Long68,885 Short16,313
CAD:Long77,018 Short 4,928
CHF:Long17,467 Short 6,949
AUD:Long70,847 Short 5,333
NZD:Long18,018 Short 8,208
※先週データはこちら
随分と久々の円売り越しのような気がしますが、全体的にレート水準と整合性の取れた数値となっており、先週からの対比で見ますと、円ロングは3万枚減、ショートは2万枚増、とネットで約5万枚もショートが増加しているのには驚きです。その他、利上げ観測が根強いポンドも先週からはロングが約3万枚程度増加しておりますので、足許の上昇基調に沿ったポジションバランスとなっております。その他、オージーは前半戦が低調だっただけにネットロングそのものは縮小しておりますが、展開的には再び復調気味ではありますので、前回高値となる1.02を明確にクリアすれば再び基調的な上昇トレンドに戻れるのではないかと踏んでおります。
続いて10年債利回りです。
US10Y Treasury Notes
リンク先を見る
来週は22日の2年債(350億USD)、23日の5年債(350億USD)、24日の7年債(290億USD)入札が控えており、そうした観点からも調整が出やすかったというのが実情ですが、Fedサイドも早期利上げ観測が台頭しているだけに、利回り水準はなかなか下がりにくく、ドル円にとっても逆サイドリスクを低減させているのは明らかです。上記IMMポジションの数値から見ても、もう少し上値を試してもいいような気はしますが、あとは利回りが直近レンジの3.65%アラウンドを明確に上抜け、3.7%以上に上昇することが前提だと捉えると、ドル円の84円〜85円トライというのは、またちょっとお預けになってしまったような感じです。
為替千里眼、今週も1週間お疲れ様でした。
週末は結局ドルベアの流れが継続し、ドル円は83円Lowまで下落、反面ストレートは概ね高値更新となり、ユーロドルは一時1.37ワンタッチ、ケーブルも1.62Midまで上伸、オージードルも昨年末の高値1.0250を起点とした中期レジスト上限付近まで上昇し今週の取引を終えております。今週も各国金利先高感が通貨の動向を左右した1週間ではありましたが、健全性の高さから言っても期待値の高かったカナダのCPIは、市場予想を下回る結果となりドルカナダが反落、カナダ円も84円Highからの反落となり、水準的にはオージー円と再び方を並べております。ユーロの上昇に関しては、スマギ理事による「ECBは利上げの可能性」発言が大きかったと思いますが、全体的には引続き中東情勢の悪化が逃避的な米債買いを誘発、債券利回りが再び低下したことによるドル売りの側面が大きかったのではないかと思います。それでも、回避的なドル買いに至らなかった点は少々違和感を感じるところではありますが、個人的にもドルが反転するようなイメージはなかったので、結果的にはオーライだったのかもしれません。
さて、今週の動向を簡単に振り返って見ます。まずはCFTCのIMMポジションです。
CFTC IMM positions (February 15, 2011)
JPY:Long24,389 Short42,937
EUR:Long63,395 Short30,931
GBP:Long68,885 Short16,313
CAD:Long77,018 Short 4,928
CHF:Long17,467 Short 6,949
AUD:Long70,847 Short 5,333
NZD:Long18,018 Short 8,208
※先週データはこちら
随分と久々の円売り越しのような気がしますが、全体的にレート水準と整合性の取れた数値となっており、先週からの対比で見ますと、円ロングは3万枚減、ショートは2万枚増、とネットで約5万枚もショートが増加しているのには驚きです。その他、利上げ観測が根強いポンドも先週からはロングが約3万枚程度増加しておりますので、足許の上昇基調に沿ったポジションバランスとなっております。その他、オージーは前半戦が低調だっただけにネットロングそのものは縮小しておりますが、展開的には再び復調気味ではありますので、前回高値となる1.02を明確にクリアすれば再び基調的な上昇トレンドに戻れるのではないかと踏んでおります。
続いて10年債利回りです。
US10Y Treasury Notes
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来週は22日の2年債(350億USD)、23日の5年債(350億USD)、24日の7年債(290億USD)入札が控えており、そうした観点からも調整が出やすかったというのが実情ですが、Fedサイドも早期利上げ観測が台頭しているだけに、利回り水準はなかなか下がりにくく、ドル円にとっても逆サイドリスクを低減させているのは明らかです。上記IMMポジションの数値から見ても、もう少し上値を試してもいいような気はしますが、あとは利回りが直近レンジの3.65%アラウンドを明確に上抜け、3.7%以上に上昇することが前提だと捉えると、ドル円の84円〜85円トライというのは、またちょっとお預けになってしまったような感じです。



