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今週のG3チャートと中国マクロの行方

みなさん、こんにちは!
為替千里眼、少々お昼の更新が遅くなってしまいましたが、週初は調整的な動きが主導で、ドル円がやや軟化、ユーロドルやケーブルは多少反発してのスタートとなっております。先週末は、IJCをはじめ諸々米マクロが堅調に推移したことで引続きドルブル地合いが継続しており、これまでの米緩和策継続期待を背景としたドルベア展開に対するアンワインドな動きが主導となっておりますが、この展開もまだ足固めが出来ていないことから、ドルは引続き上値を狙いつつも、足許は脆く脆弱な基調に成り立っていると見ておいた方が無難なのかもしれません。先週末に更新しましたIMMポジションで見ても、市場での調整はもう少し継続する可能性が高いと踏んでおりますが、10年債利回りも約9ヵ月ぶりの高水準となっており、値頃感からの買いが入りやすいため債券利回りの低下がドルの上値を抑制する逆サイドのリスクがある点は念頭に置いておくべきかと思います。

さて、今日の東京は早朝のNZリテール、そして本邦GDPといった材料がありましたが、現状は全通貨ともほぼ膠着状態で、海外勢の参入待ちといったセンチメントが醸成されております。材料的には明日からが本格化してきますが、やはりメインは「ドルブリッシュの継続?」「欧州通貨の継続下落?」という部分になり、先週末にブレーメンで講演を行ったECBトリシェ総裁の「今年と来年、インフレ率は2.0%をわずかに下回る水準になると予想される」といった早期利上げの可能性を否定したことが、市場の憶測を一段と後退させ、ユーロの一段の下落に繋がるかどうか非常に気になるところです。一方のポンドに関しましては、今週CPIやインフレレポートをはじめ多彩な材料が控えており、特にインフレ関連につきましては、ご周知のとおり引続きアップサイドの可能性が高いことから、一時的ではありますが、反発の可能性の方が高いようなイメージです。

USDJPY Daily
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※先週末にアップしたものと同様です

EURUSD Daily
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GBPUSD Daily
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今朝方発表の中国貿易収支は、予想を大幅に下回る65億USDの黒字となりましたが、今回の貿易収支に関しては、ある程度の下振れが予想されていただけに、今回の結果に関しては然程大きなサプライズはなかったようです。それ以上に、明日のCPIやPPIの方が注目度が高く、CPIは前月落ち込んだ反動増が見込まれているだけに、市場予想並みの結果であれば、やはりドル高展開が意識されやすいと思われます。この後の欧州勢の動意も調整フローが主導だと思われますので、月曜日はフェイク動意と割り切って、深追いしない方が宜しいかと思われます。

では、この後も頑張りましょう!

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