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- 2011年02月10日 21:05
議長は引続き雇用とインフレに軸足を集中!
みなさん、こんにちは!
為替千里眼、本邦勢は3連休前ということもあり、さすがにここから長期的なポジションを取るような動きにはならないと思いますが、結局株式市場も低調に終わり、既に来週の動向に向け体勢を整えているところかと思われます。一方の為替市場は、ある程度の動きは出るものの、レンジを脱することなく上下ラリーしており、ドル円は相変わらず82円Midレベルで一進一退、昨晩の議長証言が量的緩和政策を継続する方針を示唆したことがドル売り材料となったことから、ユーロドルは一時1.37Midまで上伸いたしましたが、現状は1.37を割り込み一気に1.36Lowまで軟化しているような状況です。今日は豪雇用統計の好結果を持ってしてもその反発は限定的に留まったり、ロンドンでのユーロ下落も特段材料のない中での急落となったりと、少々不可解な動きも多かったりしますが、本格動意の木曜日ではありますので、この後のNYでもまだ波乱含みの展開となりそうです。
さて、今日はお昼の更新をパスしてしまいましたが、焦点となった2つのイベント、10年債入札とB議長の予算委員会での議会証言について振り返ってみたいと思います。クォータリーファンディング2日目となる10年債入札につきましては、最終落札利回りが3.665%と直前の発行日取引となる3.710%を下回り、また応札倍率は3.23倍と前回の3.30倍から低下するなど、引続き底堅い需要を集めました。外国中銀などの間接入札者落札率は、71.3%と前回の53.6%から大きく上昇し、異例の高水準となりました。本日も30年債入札が控えておりますが、超長期になりますと、傾向として応札不振となることが多く、間接入札者の比率も低下しますが、足許の利回りは上昇傾向にあり、利回り水準に魅力が生じていることから、投資家の需要が高まっている可能性があることが指摘されております。現状は、利回りの低下をもってしても、ドル円が大きく軟化することはないかと思いますので、特段神経質になることもないかと思いますが、引続きマーケットの主導が債券利回りに集中していることから、この点はマクロ同様に注目しておきたい材料ではあります。
もう一つの焦点となったB議長の議会証言ですが、結論から言ってしまうと2月初旬の講演内容とさほど大きな変化はなく、足許の失業率の低下については「楽観論の根拠」と言及しつつも、失業率が正常な水準に戻るまでには数年掛かると、目先の失業率の低下についてはあまり評価していないような雰囲気でした。証言要旨については既に多方面で報じられておりますが、引続き金融政策は雇用とインフレの見通しについてを検討すると述べ、そしてQE2の終了を検討する可能性についても「その可能性が一番高い」との見解を示しておりましたので、以前のスタンスよりかはだいぶ前進したような印象を受けました。ただし、インフレに関しては「物価安定の促進という使命に長期的に整合すると判断する水準を下回り続けると予想する」と、市場の思惑に反してインフレ高進についてはなんら警戒をしていないことが示されましたので、現時点でFedが緩和策の終了を視野に入れ始めているとは考えにくく、結果的に市場はドル売りに傾斜してしまったというのが実情です。
米IJC各社予想
バークレイズ:40.0万件
NYメロン:40.5万件
シティ:41.0万件
USDJPY 4hour
リンク先を見る
先日記事でもお伝えいたしましたように、時間を掛けつつもドル円83円トライの状態が続いており、デイリーベースでも価格が雲のねじれを突き上げ堅調な形へ推移しようとしております。モメンタムでも少々過熱感を帯びておりますが、トレンドが崩れるまでは上方向継続、デイリーベースでも遅行スパンのレジストとなる雲下限が83円手前に位置していることから、まずはそのレベルをターゲットと捉えておければ十分かと思います。ただし、雇用関連のマクロには左右されやすいので、その点は重々留意しておきたいところです。
さて、まもなくBOEレートの公表ですが、こちらは金利変更なければ声明等も公表されることがないので、多少の値動きはあっても一過性の材料で終わるものと思われます。本邦勢は明日から3連休ですが、あいにく天候には恵まれないようなので、気持ち的にも引きずらないよう、今晩のトレードはある程度控えめにしておいた方が良いのかもしれません。
では、この後も頑張りましょう!
為替千里眼、本邦勢は3連休前ということもあり、さすがにここから長期的なポジションを取るような動きにはならないと思いますが、結局株式市場も低調に終わり、既に来週の動向に向け体勢を整えているところかと思われます。一方の為替市場は、ある程度の動きは出るものの、レンジを脱することなく上下ラリーしており、ドル円は相変わらず82円Midレベルで一進一退、昨晩の議長証言が量的緩和政策を継続する方針を示唆したことがドル売り材料となったことから、ユーロドルは一時1.37Midまで上伸いたしましたが、現状は1.37を割り込み一気に1.36Lowまで軟化しているような状況です。今日は豪雇用統計の好結果を持ってしてもその反発は限定的に留まったり、ロンドンでのユーロ下落も特段材料のない中での急落となったりと、少々不可解な動きも多かったりしますが、本格動意の木曜日ではありますので、この後のNYでもまだ波乱含みの展開となりそうです。
さて、今日はお昼の更新をパスしてしまいましたが、焦点となった2つのイベント、10年債入札とB議長の予算委員会での議会証言について振り返ってみたいと思います。クォータリーファンディング2日目となる10年債入札につきましては、最終落札利回りが3.665%と直前の発行日取引となる3.710%を下回り、また応札倍率は3.23倍と前回の3.30倍から低下するなど、引続き底堅い需要を集めました。外国中銀などの間接入札者落札率は、71.3%と前回の53.6%から大きく上昇し、異例の高水準となりました。本日も30年債入札が控えておりますが、超長期になりますと、傾向として応札不振となることが多く、間接入札者の比率も低下しますが、足許の利回りは上昇傾向にあり、利回り水準に魅力が生じていることから、投資家の需要が高まっている可能性があることが指摘されております。現状は、利回りの低下をもってしても、ドル円が大きく軟化することはないかと思いますので、特段神経質になることもないかと思いますが、引続きマーケットの主導が債券利回りに集中していることから、この点はマクロ同様に注目しておきたい材料ではあります。
もう一つの焦点となったB議長の議会証言ですが、結論から言ってしまうと2月初旬の講演内容とさほど大きな変化はなく、足許の失業率の低下については「楽観論の根拠」と言及しつつも、失業率が正常な水準に戻るまでには数年掛かると、目先の失業率の低下についてはあまり評価していないような雰囲気でした。証言要旨については既に多方面で報じられておりますが、引続き金融政策は雇用とインフレの見通しについてを検討すると述べ、そしてQE2の終了を検討する可能性についても「その可能性が一番高い」との見解を示しておりましたので、以前のスタンスよりかはだいぶ前進したような印象を受けました。ただし、インフレに関しては「物価安定の促進という使命に長期的に整合すると判断する水準を下回り続けると予想する」と、市場の思惑に反してインフレ高進についてはなんら警戒をしていないことが示されましたので、現時点でFedが緩和策の終了を視野に入れ始めているとは考えにくく、結果的に市場はドル売りに傾斜してしまったというのが実情です。
米IJC各社予想
バークレイズ:40.0万件
NYメロン:40.5万件
シティ:41.0万件
USDJPY 4hour
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先日記事でもお伝えいたしましたように、時間を掛けつつもドル円83円トライの状態が続いており、デイリーベースでも価格が雲のねじれを突き上げ堅調な形へ推移しようとしております。モメンタムでも少々過熱感を帯びておりますが、トレンドが崩れるまでは上方向継続、デイリーベースでも遅行スパンのレジストとなる雲下限が83円手前に位置していることから、まずはそのレベルをターゲットと捉えておければ十分かと思います。ただし、雇用関連のマクロには左右されやすいので、その点は重々留意しておきたいところです。
さて、まもなくBOEレートの公表ですが、こちらは金利変更なければ声明等も公表されることがないので、多少の値動きはあっても一過性の材料で終わるものと思われます。本邦勢は明日から3連休ですが、あいにく天候には恵まれないようなので、気持ち的にも引きずらないよう、今晩のトレードはある程度控えめにしておいた方が良いのかもしれません。
では、この後も頑張りましょう!



