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「アメリカの小保方」に今度はパクリ疑惑 こっそり他社のマイクロテイナーで血液検査をやっていた 老舗ベクトン・ディッキンソンが「いい加減にしろ!」

「アメリカの小保方」ことセラノスのエリザベス・ホルムズに関し、新しい事実が浮上しました。

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ニューヨーク・タイムズによると、1897年に創業された老舗医療機器メーカー、ベクトン・ディッキンソンとセラノスは、商標をめぐって係争関係にあったのだそうです。

かねてからセラノスは「わが社が痛くない血液検査が出来るデバイスを発明したので、これで沢山の消費者が気軽に血液検査を受けることが出来るようになる。それは疾病の早期発見につながり、社会に貢献する」と主張してきました。

しかし実際には創業して12年、投資家から480億円もの出資を集めたにもかかわらず、約束した「ナノテイナー」とよばれる血液検査デバイスを、ひとつの用法をのぞいて、米国食品医薬品局(FDA)から承認を得ることが出来ませんでした。

ところがFDAからの承認が無いまま血液検査サービスは見切り発車で開始しました。

ラボに来院する被験者には、ベクトン・ディッキンソンの類似商品、マイクロテイナーで血液検査をやっていたというわけです。このベクトン・ディッキンソンのマイクロテイナーは45年もの歴史がある古い製品です。

つまり被験者はうまいことセラノスに騙されていたというわけ。

ベクトン・ディッキンソンは「セラノスのナノテイナーは、わが社のマイクロテイナーと名前が似ており、まぎらわしい」として、ナノテイナーという名前を使用しないで欲しいと提訴しています。また「セラノスは新しい採血技術を自分で編み出したわけではないのに紛らわしいマーケティングをしている」としています。

これに対しセラノスは「マイクロテイナーという名称はすでにジェネリックな通称として定着しており、もはやユニークな商標ではない」と反論しています。

FDAはセラノスのナノテイナーを却下しただけでなく、セラノスの本社に抜き打ち検査を実施しました。そのうえで「セラノスの品質管理に問題があるし、デバイスは基準を満たしていない。FDAからの勧告に従い、同社が製品の見直し、再評価、実態調査をした形跡がない」としています。

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