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- 2011年02月01日 22:14
1.38抜けでワン・ツー・フィニッシュ
みなさん、こんばんは!
為替千里眼、やはりドル円は81円Midまで軟化してしまいましたが、その代わりにストレートは軒並み大幅上昇、ドル全面安の状況となっております。むろん、クロス円も低調な動きとなっておりますが、欧州勢の動きも一巡したことから、若干の戻りも期待しつつも、この後のNY勢の動向が非常に気掛かりでもあります。東京株は3営業日ぶりの反発、ダウ先も現状プラス50ドル付近での推移となっておりますので、株高を背景にリスク志向が再び台頭すれば中長期金利の上昇からドル円もある程度戻すとは思いますが、引続きテクニカル面でも下方向のバイアスが強いため、81.50割れには警戒しておきたいところではあります。
さて、欧州タイムでの各国材料ですが、欧PMI製造業は4月以来の高水準、英PMI製造業も市場予想を遥かに上回る好結果となり、共に上げ幅を拡大しております。ユーロドルは気が付けば1.38手前、ケーブルも1.61Mid付近まで上昇し、ケーブルは好転状態、ユーロドルもあと一歩という状態ですので、ECB会合までにもうひと伸びありそうな雰囲気です。ケーブルに関しましては、先週のGDPのネガティブサプライズから急激に地合いを改善させておりますが、今回のGDPの悪結果の主要因は悪天候で、昨年も同様に悪天候によって成長率が押し下げられたこと、そして2010年1月1-3月のGDPは+0.3%を維持したことなどを考慮すると、今回の-0.5%となった4QGDPは相当に上方修正される可能性が高いという見方ができます。
米ISM-mfg各社予想
Wファーゴ:59.0
バークレイズ:58.0
NYメロン:58.0
シティ:57.9
ここ最近、シカゴPMIは相当に強めな数値となっておりますが、連銀インデックスもそれなりに強めな数値となっていることから、引続き堅調な数値が予想されるところです。12月データでは18の製造業のうち11業種が業況拡大を報告しており、引続きリスクとしてはアップサイドの可能性が高いと思われますが、反面雇用指数は鈍化した経緯がありますので、12月の鈍化に対する自立反発が見られるのか、それとも基調的な鈍化傾向が続いているのか、見極めの月だと判断されます。
NY序盤から引続きドル売りが継続しているような状況ですが、ドル円に関しては既にデイリーのモメンタムのトレンドも切れてしまっておりますので、50割れの可能性が高まりつつも、ストレートは一段の上昇が見込まれる部分です。過熱感は否定できませんが、ユーロドルの61.8%戻し水準となる1.37Highを明確にクリアできれば、遅行スパンの好転も合わせ上値は相当に開けるようなイメージですので、1.38からの伸びに期待すべきか、1.38バックのショートか、悩ましいところかもしれません。
では、この後も頑張りましょう!
為替千里眼、やはりドル円は81円Midまで軟化してしまいましたが、その代わりにストレートは軒並み大幅上昇、ドル全面安の状況となっております。むろん、クロス円も低調な動きとなっておりますが、欧州勢の動きも一巡したことから、若干の戻りも期待しつつも、この後のNY勢の動向が非常に気掛かりでもあります。東京株は3営業日ぶりの反発、ダウ先も現状プラス50ドル付近での推移となっておりますので、株高を背景にリスク志向が再び台頭すれば中長期金利の上昇からドル円もある程度戻すとは思いますが、引続きテクニカル面でも下方向のバイアスが強いため、81.50割れには警戒しておきたいところではあります。
さて、欧州タイムでの各国材料ですが、欧PMI製造業は4月以来の高水準、英PMI製造業も市場予想を遥かに上回る好結果となり、共に上げ幅を拡大しております。ユーロドルは気が付けば1.38手前、ケーブルも1.61Mid付近まで上昇し、ケーブルは好転状態、ユーロドルもあと一歩という状態ですので、ECB会合までにもうひと伸びありそうな雰囲気です。ケーブルに関しましては、先週のGDPのネガティブサプライズから急激に地合いを改善させておりますが、今回のGDPの悪結果の主要因は悪天候で、昨年も同様に悪天候によって成長率が押し下げられたこと、そして2010年1月1-3月のGDPは+0.3%を維持したことなどを考慮すると、今回の-0.5%となった4QGDPは相当に上方修正される可能性が高いという見方ができます。
米ISM-mfg各社予想
Wファーゴ:59.0
バークレイズ:58.0
NYメロン:58.0
シティ:57.9
ここ最近、シカゴPMIは相当に強めな数値となっておりますが、連銀インデックスもそれなりに強めな数値となっていることから、引続き堅調な数値が予想されるところです。12月データでは18の製造業のうち11業種が業況拡大を報告しており、引続きリスクとしてはアップサイドの可能性が高いと思われますが、反面雇用指数は鈍化した経緯がありますので、12月の鈍化に対する自立反発が見られるのか、それとも基調的な鈍化傾向が続いているのか、見極めの月だと判断されます。
NY序盤から引続きドル売りが継続しているような状況ですが、ドル円に関しては既にデイリーのモメンタムのトレンドも切れてしまっておりますので、50割れの可能性が高まりつつも、ストレートは一段の上昇が見込まれる部分です。過熱感は否定できませんが、ユーロドルの61.8%戻し水準となる1.37Highを明確にクリアできれば、遅行スパンの好転も合わせ上値は相当に開けるようなイメージですので、1.38からの伸びに期待すべきか、1.38バックのショートか、悩ましいところかもしれません。
では、この後も頑張りましょう!