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- 2011年01月21日 14:34
ユーロ反騰の構図を再確認!
みなさん、こんにちは!
為替千里眼、昨晩は本格動意の木曜日に相応しいマーケット展開となりましたが、米マクロの予想外の好転を背景にドル買戻しが一気に台頭、ユーロ以外の主要通貨は概ね対ドルで下げ幅を拡大、ドル円は83円まで急反発となりました。また10年TIPSの入札不振から債券市場も大きく圧迫され、10年債利回りは3.46%と前日の3.35%から上昇したこともまた、ドル円にとっては支援材料となったと思われます。直接的な要因としては、やはりIJCの大幅改善、そして中古住宅販売の予想外の増加、フィリーこそ予想値を下回りましたが、内訳を見ればそれほど内容が悪化しているということでもなく、逆に昨晩のダウの上げ幅がこの程度に留まった方が違和感を感じる部分ではあります。本日は週末ということもありますし、主要米指標の予定もないことからフロー中心の展開が予想されるところではありますが、引続き米マクロや欧州圏の債務問題を含め、全体的な地合い次第で上下振られやすいという点は念頭に置いておくべきかと思います。
さて、昨晩のマクロから振り返りますと、序盤のIJCは予想42.0万件に対して40.4万件と昨年12月末以来の低水準となりました。4週平均では41.1万人、受給総数は386.1万人と08年来の低水準まで低下してきており、次月初の雇用統計における失業率の低下に一段と期待を持たせる結果だったのではないかと思います。リアルターの中古住宅販売件数に関しましては、予想値を大幅に上回る528万件となり市場のサプライズを招きました。足許の住宅ローン金利は上昇しているものの、それ以上の住宅価格のディスカウントが奏功した模様ですが、基調的な部分は単月での判断は難しいので、次月データまで精査する必要はあるかと思います。その他、CBの景気先行指数は+1.0%の112.4で過去最高を更新、フィリーに関しましては新規受注が前月の10.6から23.6に大幅増加、雇用指数も前月の4.3から17.6へ改善しており、ヘッドラインの数値ほど内容は悪くなかったというところです。
US10T Treasury Notes
それにしても不安定な様相が続いており、ドル円は今週の下落分を昨晩の上昇でほぼ取り戻し、一段の下落を見込んでいた向きのショートが軒並み切らされてしまいました。水準的には雲上限となる83円がトピッシュであり、また昨年12月中旬の高値84円Midを起点とした中期下落トレンドのレジストもまた83円でCapしているような状況ではありますので、再びドルの地合いが改善したと判断するのは時期尚早ではありますが、83円Mid付近までは上値の余地が拡大した可能性が出てきたものと思われます。今晩は支援材料がありませんので、ロンドンでの調整下落を想定しつつも82円Mid前後への調整が精一杯で、その後は狭いレンジでのラリーを予想しておりますが、ドルが下落するようではあればストレートもそれなりに反発するかとは思いますので、その点の判断は適宜調整したいところかもしれません。
この後は、独Ifo、英リテールが焦点となり、ここ最近やたらと堅調なユーロに週末の調整が入るかどうか注目したいところです。昨晩もドル買戻しの地合いのなか、ユーロだけが妙に堅調で、結果的にユーロ円が一番のアウトパフォームとなりましたが、そのユーロ円は前回12/15の高値と同水準、無論モメンタムは既に対ポンドでも対スイスでもオーバーボウトとなりつつありますので、それなりの警戒感は必要かと思います。ユーロ堅調の直接的な要因としては、ご周知のとおりEFSFを通じて、財政難に陥った加盟国の国債を買い取ることを検討しているとEU筋が明らかにしたことが背景にありますが、最近では悪材料も出尽くし感があり、周縁国のCDSスプレッドも縮小傾向にある点(米マクロの改善により欧州圏での安全資産となる独債が圧迫されている)などもまたユーロの支援材料となっていますので、現状は米マクロの改善がユーロ高にも繋がりやすいという点は頭の隅に置いておくと良いかもしれません。
では、この後も頑張りましょう!
為替千里眼、昨晩は本格動意の木曜日に相応しいマーケット展開となりましたが、米マクロの予想外の好転を背景にドル買戻しが一気に台頭、ユーロ以外の主要通貨は概ね対ドルで下げ幅を拡大、ドル円は83円まで急反発となりました。また10年TIPSの入札不振から債券市場も大きく圧迫され、10年債利回りは3.46%と前日の3.35%から上昇したこともまた、ドル円にとっては支援材料となったと思われます。直接的な要因としては、やはりIJCの大幅改善、そして中古住宅販売の予想外の増加、フィリーこそ予想値を下回りましたが、内訳を見ればそれほど内容が悪化しているということでもなく、逆に昨晩のダウの上げ幅がこの程度に留まった方が違和感を感じる部分ではあります。本日は週末ということもありますし、主要米指標の予定もないことからフロー中心の展開が予想されるところではありますが、引続き米マクロや欧州圏の債務問題を含め、全体的な地合い次第で上下振られやすいという点は念頭に置いておくべきかと思います。
さて、昨晩のマクロから振り返りますと、序盤のIJCは予想42.0万件に対して40.4万件と昨年12月末以来の低水準となりました。4週平均では41.1万人、受給総数は386.1万人と08年来の低水準まで低下してきており、次月初の雇用統計における失業率の低下に一段と期待を持たせる結果だったのではないかと思います。リアルターの中古住宅販売件数に関しましては、予想値を大幅に上回る528万件となり市場のサプライズを招きました。足許の住宅ローン金利は上昇しているものの、それ以上の住宅価格のディスカウントが奏功した模様ですが、基調的な部分は単月での判断は難しいので、次月データまで精査する必要はあるかと思います。その他、CBの景気先行指数は+1.0%の112.4で過去最高を更新、フィリーに関しましては新規受注が前月の10.6から23.6に大幅増加、雇用指数も前月の4.3から17.6へ改善しており、ヘッドラインの数値ほど内容は悪くなかったというところです。
US10T Treasury Notes
それにしても不安定な様相が続いており、ドル円は今週の下落分を昨晩の上昇でほぼ取り戻し、一段の下落を見込んでいた向きのショートが軒並み切らされてしまいました。水準的には雲上限となる83円がトピッシュであり、また昨年12月中旬の高値84円Midを起点とした中期下落トレンドのレジストもまた83円でCapしているような状況ではありますので、再びドルの地合いが改善したと判断するのは時期尚早ではありますが、83円Mid付近までは上値の余地が拡大した可能性が出てきたものと思われます。今晩は支援材料がありませんので、ロンドンでの調整下落を想定しつつも82円Mid前後への調整が精一杯で、その後は狭いレンジでのラリーを予想しておりますが、ドルが下落するようではあればストレートもそれなりに反発するかとは思いますので、その点の判断は適宜調整したいところかもしれません。
この後は、独Ifo、英リテールが焦点となり、ここ最近やたらと堅調なユーロに週末の調整が入るかどうか注目したいところです。昨晩もドル買戻しの地合いのなか、ユーロだけが妙に堅調で、結果的にユーロ円が一番のアウトパフォームとなりましたが、そのユーロ円は前回12/15の高値と同水準、無論モメンタムは既に対ポンドでも対スイスでもオーバーボウトとなりつつありますので、それなりの警戒感は必要かと思います。ユーロ堅調の直接的な要因としては、ご周知のとおりEFSFを通じて、財政難に陥った加盟国の国債を買い取ることを検討しているとEU筋が明らかにしたことが背景にありますが、最近では悪材料も出尽くし感があり、周縁国のCDSスプレッドも縮小傾向にある点(米マクロの改善により欧州圏での安全資産となる独債が圧迫されている)などもまたユーロの支援材料となっていますので、現状は米マクロの改善がユーロ高にも繋がりやすいという点は頭の隅に置いておくと良いかもしれません。
では、この後も頑張りましょう!



