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90円へのトライの最低条件は84.50キープ

みなさん、こんばんは!

為替千里眼、欧州序盤はユーロショートで辛うじて30p程度抜くことができましたが、全体的には小幅な動きでドル円も一時83円を割り込みましたが、現状は83円台を維持、ユーロドルも1.31を明確に下抜けることができずに、いずれも少々歯がゆい展開だったような感じです。ロンドンタイムで公表されたサービス業PMIが大きく下ブレたポンドは、1.55Midから1.54Mid付近まで急落、デイリーベースでの下落チャネルのレジストを再び上抜けることに失敗し、モメンタムのトレンドも切れてしまっている状態です。全体的にまたドルブリッシュな地合いが戻ってきたような雰囲気で、FF金利先物でも2012年1月での0.25%利上げを完全に織り込んでいるような状態ですが、現状の10年利回り3.5%レベルは、今年6月以来の水準で、当時のドル円水準が90〜91円程度だったことを考慮すると、現状の83円アラウンドというのは、やはり中長期的には割安感があるという判断になります。

さて、今晩はIJCしかありませんが、IJCの傾向を窺うことで週末の雇用統計のイメージは軽く捉えることができますので、週次指標と言えど侮らないようにしたいところではあります。ADPの大幅好転で、市場全体的にもこの雇用統計に対する期待感が高まっており、また雇用統計直後にはその結果に対するオバマ大統領の発言が予定されていることから、政治的にも雇用改善を再アピールする可能性が高く、暗に雇用統計での好結果を匂わせるスケジュールとなっております。もちろん、マーケットは市場予想に対する結果で反応がことなりますので、オバマ大統領のそれとは反応の尺度が異なるとは思いますが、FOMC議事録においても足許の金利上昇に対する懸念をほとんど示さず、そしてオバマ大統領のコメント予定などなど、諸々を考慮するとやはり明晩の雇用統計には一定の期待感が高まるのは致し方ない部分かもしれません(これで超失望的な結果となるオチはないかとは思いますが、如何せん米指標ですからね・・・[苦笑])

まぁ、年明け1週目ということもありますので、今週の動きもウォームアップ程度に捉えておけば良いのかもしれませんが、昨年に引続き、株式市場は堅調、債券利回りも上昇、米マクロも堅調となれば、積極的なリスクテイクが期待されるところではある反面、残念ながらドル高一辺倒、ストレートも欧州通貨が弱い反面、原油等の高止まりが高ベータ通貨を底堅く推移させておりますので、相変わらず展開としては難解相場であることには変わりありません。明晩の雇用統計の結果が明らかになるまでは動きにくいかとは思いますが、足許のドル円動向は2010年の3〜5月当時の値動きに非常に酷似しており、均衡表ベースでも一旦好転しかたと思いきや、Wトップ形成で反落、その直後に再び雲上限に浮上するも息切れを起こして、結果的に陰転という値動きだったことを考慮すると、今回もそれに近い動きとなるのではないかという懸念もあります。

週末の雇用統計が好結果で、ドル円が85円前後の水準で留まるようであれば、90円に向けた本格的な反転が始まる可能性が高まるような気がするんですけどね、あとは現状断続的に出ている好マクロがどこまで続くか・・・依然として不安定な綱渡り状態ではありますが、ある程度の希望は持っても良いかもしれません。

では、この後の展開に期待しましょう!

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