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福岡地裁が「電子空間は賭博場に当たらず」との判決

議員による質問主意書を通じて政府の公式見解を引き出させ、一旦収束したかに見えたオンライン賭博との戦いですが、再びバトルが再燃する予感をはらむ判決が福岡地裁にてなされました。


「電子空間は賭博場に当たらず」福岡地裁判決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151029-00000021-mai-soci

携帯電話の電子メールで結ばれた電子空間が刑法の禁じる「賭博場」に当たるかどうかが争点となった刑事裁判の判決が28日、福岡地裁であり、丸田顕(あきら)裁判官は賭博場には当たらないとする異例の判断を示した。被告は福岡市の会社員の男(41)。昨年6月、プロ野球公式戦を利用した賭博に関与し、賭博開張図利のほう助罪などに問われた。
 

報道によると、福岡地裁はオンライン上の賭博は「一定の場所を確保し賭博場を開いたとは認められない」として、賭博開帳図利が成立せず、よってその幇助罪も成立しないという判断を行った模様です。少なくと現時点での地裁判決に基づくのならば、我が国の法律上は「オンラインで行われる賭博行為に関しては、すべからく賭博開帳図利者は存在しない」という事になります。

まぁ、まだ地裁判決なのでその内容はいくらでもひっくり反る可能性はありますが、これで以前、我々が主導して質問主意書で問うた政府見解と相違が出たことになりますね。過去の経緯に関しては以下を参照。


ファイナルアンサー: オンライン賭博は違法である
http://blog.livedoor.jp/takashikiso_casino/archives/8134166.html


ただし、勘違いして貰って困るのは本判決はオンライン上での賭博開帳図利罪は成立しないとしたものの、常習賭博罪は成立するとし、その幇助罪を認めていますから、この判決に基いても現行刑法上でオンライン賭博が違法であることはなんら変わりません。

とはいえ、この判決を曲解してオンライン賭博のプロモーション始める方々がまたぞろ出てくるのは予想に難くなく、再びオンライン賭博事業者&アフィリエイター達との果てなき戦いが始まるのだろうなと考えているところであります。とりいそぎ、本判決に対する所感まで。

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