記事
- 2011年01月05日 14:27
金利上昇に言及なしも、景気のダウンサイドのリスクを妙に強調?
みなさん、こんにちは!
為替千里眼、注目のFOMC議事録では金利上昇に対して、懸念を示すような言及が特段なく、個人的には少々肩透かし的な結果となってしまいましたが、市場全体的にも週末の雇用統計待ちといった雰囲気で、債券市場も含め特に大きな動きには至りませんでした。マクロ指標は特に大きなものはありませんでしたが、NYタイムで発表された米製造業受注は、市場予想-0.1%を大きく上回り結果+0.7%、自動車販売は年率1253万台とリーマンショック前の水準まで戻していることから、引続きマクロ面は堅調さを維持していると判断できます。製造業受注に関しては、耐久財受注の好結果が主要因だったようですが、各製造セクターの指標における新規受注も堅調な推移となっていることから、基調的な景気回復サイクルは着実に歩みを進めていると見ておくべきかと思います。
さて、昨日のFOMC議事録に関してですが、議論内容を引用いたしますと「Fedの最大使命である最大限の雇用創出と物価安定は失望するほどに緩慢であり、失業率とインフレ率は委員会の目標をしばらく達成できない」といった結論から、QE2の継続に至ったことが明らかとなっております。このQE2の規模に対するメンバー全体のトーンを見ても、調整するにはより多くの時間を掛けて精査するといった意見や、プログラムの変更を行ううえでのハードルはかなり高いといった慎重論も多く聞かれ、この時点で今回のQE2における縮小・短縮の可能性は完全に絶たれてしまったような感じです。その他、中長期金利の上昇についての議論も持ったようですが、これについては特段懸念を示すというよりかは、経済見通しの改善や財政政策が向こう数四半期の経済成長の押し上げと財政赤字の拡大につながるという見通しなどを挙げる程度に留めており、Fedサイドから懸念を示すような言及はなされませんでした。
ただ全体的なトーンは引続きハト派で、QE2を当初予定どおり行う姿勢を強調、中長期金利の押し下げを目指すといったニュアンスが随所に感じられ、財政面での減税延長などを背景に景気の緩やかな回復を期待しつつも、ダウンサイドへのリスクを妙に強調していたというのが単直な意見です。これが週末の雇用統計へのネガティブサインなのか、それとも金利に対して何ら懸念を示さなかったことはポジティブサインなのか、このニュアンスから感じ取るのは正直難しいのが実情ですが、結論的にはやはりQE2は6月(2Q)まで継続、その後の延長如何はその時の経済状況次第というのが基本路線なのかもしれません。
USDJPY Daily
デイリーベースでは引続き戻り意欲が旺盛で、4hでも既にモメンタムは切り下がり、年初の反発はやはり昨年末の急落に対するアンワインドの動きだったと判断するのが無難かと思われます。一応、上値余地としては雲下限となる83円手前まで残しているような状況ですが、時間と共にその余地も切り下がってきておりますので、価格が陽転するには週末の雇用統計で一発逆転するしかないといった状況かもしれません。現状は、利回りも低下するような雰囲気もないので、ショートするにも二の足を踏む部分ではありますが、82円Mid付近まで上昇する場面があれば、打診的にショートしてみても良いかもしれません。
今晩はADPやISM非製造業などの注目材料が控えます。欧州タイムでのPMIは特段影響を及ぼさないと思いますが、引続きケーブルなどは調整的なラリーを繰り返しており、1日おきで上昇下落となっていることから、欧州序盤の動きには注意したいところです。オージーは堅調さを維持するかと思いきや、予想外の洪水が嫌気されパリティ割れ目前、心理的節目1.00と言えど、これがサポートとして機能するかどうかはまだ慎重さは必要かと思いますので、単に値頃感だけでエントリーするのは危険かもしれません。目先は38.2%戻しとなる0.9980付近、最悪は半値戻しとなる0.99Lowなどを視野に入れておいても良いと思います。
では、午後も頑張りましょう!
為替千里眼、注目のFOMC議事録では金利上昇に対して、懸念を示すような言及が特段なく、個人的には少々肩透かし的な結果となってしまいましたが、市場全体的にも週末の雇用統計待ちといった雰囲気で、債券市場も含め特に大きな動きには至りませんでした。マクロ指標は特に大きなものはありませんでしたが、NYタイムで発表された米製造業受注は、市場予想-0.1%を大きく上回り結果+0.7%、自動車販売は年率1253万台とリーマンショック前の水準まで戻していることから、引続きマクロ面は堅調さを維持していると判断できます。製造業受注に関しては、耐久財受注の好結果が主要因だったようですが、各製造セクターの指標における新規受注も堅調な推移となっていることから、基調的な景気回復サイクルは着実に歩みを進めていると見ておくべきかと思います。
さて、昨日のFOMC議事録に関してですが、議論内容を引用いたしますと「Fedの最大使命である最大限の雇用創出と物価安定は失望するほどに緩慢であり、失業率とインフレ率は委員会の目標をしばらく達成できない」といった結論から、QE2の継続に至ったことが明らかとなっております。このQE2の規模に対するメンバー全体のトーンを見ても、調整するにはより多くの時間を掛けて精査するといった意見や、プログラムの変更を行ううえでのハードルはかなり高いといった慎重論も多く聞かれ、この時点で今回のQE2における縮小・短縮の可能性は完全に絶たれてしまったような感じです。その他、中長期金利の上昇についての議論も持ったようですが、これについては特段懸念を示すというよりかは、経済見通しの改善や財政政策が向こう数四半期の経済成長の押し上げと財政赤字の拡大につながるという見通しなどを挙げる程度に留めており、Fedサイドから懸念を示すような言及はなされませんでした。
ただ全体的なトーンは引続きハト派で、QE2を当初予定どおり行う姿勢を強調、中長期金利の押し下げを目指すといったニュアンスが随所に感じられ、財政面での減税延長などを背景に景気の緩やかな回復を期待しつつも、ダウンサイドへのリスクを妙に強調していたというのが単直な意見です。これが週末の雇用統計へのネガティブサインなのか、それとも金利に対して何ら懸念を示さなかったことはポジティブサインなのか、このニュアンスから感じ取るのは正直難しいのが実情ですが、結論的にはやはりQE2は6月(2Q)まで継続、その後の延長如何はその時の経済状況次第というのが基本路線なのかもしれません。
USDJPY Dailyデイリーベースでは引続き戻り意欲が旺盛で、4hでも既にモメンタムは切り下がり、年初の反発はやはり昨年末の急落に対するアンワインドの動きだったと判断するのが無難かと思われます。一応、上値余地としては雲下限となる83円手前まで残しているような状況ですが、時間と共にその余地も切り下がってきておりますので、価格が陽転するには週末の雇用統計で一発逆転するしかないといった状況かもしれません。現状は、利回りも低下するような雰囲気もないので、ショートするにも二の足を踏む部分ではありますが、82円Mid付近まで上昇する場面があれば、打診的にショートしてみても良いかもしれません。
今晩はADPやISM非製造業などの注目材料が控えます。欧州タイムでのPMIは特段影響を及ぼさないと思いますが、引続きケーブルなどは調整的なラリーを繰り返しており、1日おきで上昇下落となっていることから、欧州序盤の動きには注意したいところです。オージーは堅調さを維持するかと思いきや、予想外の洪水が嫌気されパリティ割れ目前、心理的節目1.00と言えど、これがサポートとして機能するかどうかはまだ慎重さは必要かと思いますので、単に値頃感だけでエントリーするのは危険かもしれません。目先は38.2%戻しとなる0.9980付近、最悪は半値戻しとなる0.99Lowなどを視野に入れておいても良いと思います。
では、午後も頑張りましょう!



