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リベラルな保守主義と安全保障政策



多様な価値観を認めるべきだ、という意味で、私はリベラルだと思う。価値観を個人に強制することは、出来るかぎり避けるべきだ。しかし、それではただの自由奔放で規矩の無い状態になる。正義と不正義が完全に同価値と見做されることになってしまう。だから、我々の生活の中で見出され、培われてきた伝統を出来るかぎり尊重したい。そういう意味ではコンサバティブだといってよい。

 だが、この多様性を認めるリベラルな価値観と、伝統を重んじるコンサバティブな価値観は、時に対立を生む。その際に、コンサバティブな伝統の中に、リベラルの可能性を見出そうと努力する知的な営みが必要だと思う。私が既存の保守、右派と距離を置きたいと思うのは、その主張が極端すぎるからだ。リベラルな保守主義の可能性を追求する。もしかしたら、これこそが僕の生涯のテーマなのかもしれない。

 ところで、安全保障に関して言えば、日本のリベラルたちの議論はあまりに極端だ。PKOに参加したら、立憲主義が破壊されると叫び、集団的自衛権の行使が容認されれば、立憲主義が破壊されると繰り返す。

私は安全保障に関しても、リベラルの人々と議論をしたいのだが、安全保障に関して冷静な意見をいうと、その時点で「極右」扱いされてしまうのだから堪らない。

私は立憲主義は大切だと思う。しかし、ご都合主義的な「偽りの立憲主義」は、我が国の将来を誤る馬鹿げた空論だろう。

『平和の敵 偽りの立憲主義』、いよいよ販売です。どうぞ、一人でも多くの人に、正確な知識を身につけて頂きたいと願います。今回は少数の印刷しかしていないため、大型書店かアマゾン等のネットでしか購入が出来ないと思います。販売後に、品切れになってしまうことを防ぐために、なるべく早めのご予約をお願いします。

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