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大麻合法化58%が支持|米ギャラップ2015年調査

「あなたは大麻を合法化すべきだと思いますか?」

世論調査のギャラップ社が、初めて「大麻合法化」に関する項目を取り入れたのは、米国社会が薬物乱用に対して不寛容姿勢を強く示すようになった1969年のこと。最初の調査で、大麻合法化を支持したのはわずか12%でした。

それから約40年後の2011年には、初めて合法化支持者が多数を占め(50%)、その後も支持者は増加しています。

10月21日に発表された今年の調査結果では、58%が合法化を支持していますが、これは過去最高だった2013年調査と並ぶものです。

今回の調査は、2015年10月7‐11日の間に、全米の18歳以上の成人から無作為任意抽出した1015人を対象に、電話調査として行われたものです。

[質問]大麻の使用を合法化すべきだと思いますか?

[結果]はい(合法化する)58%
    いいえ(違法とする)40%
    どちらともいえない 2%

リンク先を見る
↑大麻合法化を支持する割合
ギャラップ社のサイト(下記参照①)より転載


回答者の年齢層でみると、若い年代ほど合法化の支持率が高く、18~34歳では71%と圧倒多数が合法化を支持しています。

また、高年齢の人たちの間でも、時とともに合法化支持者の割合が少しずつ増加を見せています。たとえば、1951~1965年生まれのベビーブーマー世代と呼ばれる年齢層(現在50~65歳)では、15年前の調査では合法化支持率は35%でしたが、2015年調査では過半数をはるかに超える58%が合法化を指示しています。

こうした分析から、州や地域レベルでは、大麻の法規制緩和を求める民意は、今後もいっそう強まることになりそうだと、ワシントンポストは指摘しています(下記参照②)。

米国では、コロラド、ワシントン、アラスカ、オレゴンの4州とワシントンD.C.で娯楽用大麻が合法化され、医療用大麻制度を持つ州は23州(及びワシントンD.C.)にのぼっています。

最近では、2016年選挙で大麻合法化法案が提出されるとみられている州の名前が、そろそろ具体的にあがり、有力候補者の発言にも、大麻法制に対する姿勢がちらほら見え始めています。次の選挙戦でも、大麻問題は無視できない争点のひとつになりそうです。

ところで、ちょうど同じ日に、大麻依存や大麻乱用といった大麻使用障害に関する調査研究結果がありました。次回で、その内容を簡単に紹介したいと思います。

[参照]
①ギャラップ世論調査の結果発表と解説
In U.S., 58% Back Legal Marijuana Use(OCTOBER 21, 2015)
http://www.gallup.com/poll/186260/back-legal-marijuana.aspx

②ワシントンポストの解説記事
Gallup: Support for legal marijuana at an all-time high and likely to grow(October 21 )
http://www.washingtonpost.com/news/wonkblog/wp/2015/10/21/gallup-nearly-60-percent-of-americans-want-legal-marijuana/

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