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細川珠生のモーニングトーク【大学入試改革が大きなポイント】~文部科学副大臣義家弘介氏に聞く~



文部科学副大臣に就任した義家弘介氏を迎え、今後の教育の在り方について聞いた。

義家氏は、第一次安倍内閣発足に伴って設置された教育再生会議の担当室長のときから、安倍総理のもとで教育再生作業に関わり、もう10年となる。「まずは、根本の基礎からということで、教育基本法の改正からスタートした。昨年、教育委員会制度の60年ぶりの抜本改革がようやく成し遂げられた。さあこれから中身というところ。器の整備に10年かかった。」と義家氏は語り、今後は中身を一つ一つ詰めていくことに意欲を見せた。

具体的には、大学入試改革が大きなポイントだと指摘。「ここがどう変わるかで、どういうことを勉強させようかということが変わる。」と細川氏。「戦後日本は、受身の学力を追い求めてきた。一方で、社会で通用する力を広く認め、伸長していく力が必要。」と義家氏は語り、「社会で輝く個性が伸長される制度や試験が必要だ。」と強調した。

また、義家氏は、学力とは勉強だけではなく、スポーツや芸術も含まれるとして、「平均を求めてきた戦後教育ではなく、基礎がある上で、それぞれの適正に応じた将来の選択肢の複線化が必要だ。」と語った。

一方で、「親が進路を決めるときにどうしても画一的な選択をしがち。親もゆとりを持って子供を見なければならない。」と細川氏は語り、自らも小学生の子供を持つ義家氏に、親へのアドバイスを求めた。義家氏は、「あなたの夢は何ですか」と子供に問うとき、教師や親たちは職業を答えることを想定していることを、少年時代から疑問に思っていたという。義家氏は、「自分の生き方を実現するための手段として仕事があるにすぎない。仕事が夢とイコールになると、夢が持てない、夢破れた人生が続いてしまう。」と述べ、どのように社会に羽ばたいてほしいか等、もっと広く親としての想いを伝えていくべきだという考えを示した。

さらに、「多様な生き方で多様に評価されて自己肯定感を持てるような彼らの生き方をどうやってコーディネートしていけるか。その一環として大学入試改革がある。」と話した。

もう一つの大きな論点は、英語教育についてだ。義家氏は、「これだけグローバル化した中で、英語と全く関わりなく生きていけない時代に入った。普遍的なものは守りながらも時代の変化に応じて方法論は変わっていく。」と述べ、英語教育についての改革を重点課題として捉えている考えを示した。

また、「より早く言語と親しむ機会を保証してあげることも公教育の責任だと感じる。」と述べ、「彼らはまだ学ぶということにネガティブではない。楽しく教えたら、楽しく学ぶ。」と子供たちの特性について語り、その時期にどう伸ばしていくかが重要だという考えを示した。今後の具体的な政策に期待したい。

(この放送は ラジオ日本「細川珠生のモーニングトーク」2015年10月17日放送 を要約したものです)

「細川珠生のモーニングトーク」
ラジオ日本 毎週土曜日午前7時05分~7時20分
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