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カナダ自由党の政権獲得、当面は加ドルとエネルギー株の重しに

[オタワ 20日 ロイター] - 19日に投開票されたカナダの総選挙で、野党第2党の自由党が過半数議席を獲得したことで、翌20日の金融市場では、カナダドルとエネルギー銘柄に売り圧力がかかりそうだ。

投資家はとりあえず、自由党政権と「ジャスティン・トルドー首相」の実力を慎重に見極めたい構えだ。

過半数議席を獲得したことで、不安定な少数政権が誕生する事態は回避されたが、市場が新政権に慣れるには時間がかかるとみられる。

ケンブリッジ・グローバル・ペイメンツのシニアマーケットアナリスト、スコット・スミス氏は「保守党政権はこれまで9年間続いた。カナダ国内外の投資コミュニティーは、政策を予想できた」としている。

自由党は、景気押し上げに向けてインフラ支出を拡大し、100億カナダドルの財政赤字を3年続けるという計画を示している。スミス氏は「トルドー氏が財政赤字の期間中に経済を効率的に運営し、4年目に均衡財政に戻すことができるのか、疑問が残る」との見方を示した。

エネルギー株は、トルドー氏のエネルギー政策が不透明なことが、重しとなりそうだ。トルドー氏は太平洋岸につながる石油パイプライン「ノーザンゲートウェイ」計画には反対の姿勢を表明する一方、石油を米国に送る「キーストーンXL」計画については支持するとしている。

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