河野洋平氏が、「『ユネスコへの拠出を辞める』という意見は恥ずかしい」と会見にて宣っているようです。
「『ユネスコへの拠出を辞める』という意見は恥ずかしい」河野洋平氏が会見
失礼して発言の当該部分を抜粋。
もう一言付け加えれば、こうした問題についてユネスコに対する拠出金を辞めようというような意見が国内にあるということが伝えられていますが、まったく恥ずかしい話だと私は思います。ユネスコが今世界に果たしている役割、その重要性、有効性というものは、相当大きなものだということは、世界の人たちが認めていることです。
そのユネスコの活動に大きな影響を及ぼすような日本からの拠出を辞めるような意見が、出てくることを恥ずかしいことだと思います。これはかつて、政党の中で、自分たちに都合の悪い記事を書く新聞に対して、「広告主に言って、広告を止めたらいいじゃないか」と議論してみんなから笑われましたが、同じ性質のものだと思います。
そうですか、「こうした問題についてユネスコに対する拠出金を辞めようというような意見が国内にあるということが伝えられていますが、まったく恥ずかしい話だと私は思います」ですか。
ユネスコに対する拠出金これすなわち国民の税金であります。
ことは貴重な日本国民の税金の使われ方の問題です。
今回の件で、ユネスコに対する拠出金を辞めることも検討することが本当に「まったく恥ずかしい話」なのかどうか、徹底的に事実を検証いたしましょう。
要は貴重な国民の税金が原資である日本のユネスコに対する拠出金が、公平・公正に運用されているのかどうか、その一点です。
今回は当ブログとして本件の事実関係を徹底的に検証してまいりたいと考えます。
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自民党の佐藤正久議員は、BLOGOSにて、「ユネスコの下部組織であるアジア太平洋地域ユネスコ記憶遺産委員会(MOWCAP)の議長は中国人。さらに、10人の委員で構成されるMOWCAPのメンバーのうち4名は中国人、1名は韓国人。一方、日本人はゼロです。」と問題点を指摘しています。
佐藤正久
2015年10月14日 18:56
日本の名誉を守れ! ユネスコ記憶遺産と「南京事件」
失礼して当該部分を抜粋。
ユネスコ記憶遺産は公平性や中立性を担保できないような「個人」でも申請することができ、審議も「秘密会」形式で行われます。
しかも、ユネスコの下部組織であるアジア太平洋地域ユネスコ記憶遺産委員会(MOWCAP)の議長は中国人。
さらに、10人の委員で構成されるMOWCAPのメンバーのうち4名は中国人、1名は韓国人。一方、日本人はゼロです。
これでは審議の帰結は火を見るように明らか。
ユネスコの公式サイトでMOWCAPのメンバーを確認しておきましょう。
Chairperson: Mr LI Minghua (China)
Vice-Chairpersons:
Mr. Kim Kwibae (Korea)
Ms Dianne Macaskill (New Zealand)
Ms. Fatima Fahimnia (Iran)
Ms. Vu Thi Minh Huong (Vietnam)
Secretary General: Ms Helen SWINNERTON (Hong Kong SAR, China)
UNESCO Regional Advisor: Ms Rosa Maria GONZALEZ
Special Advisors:
Dr Ray EDMONDSON (Australia)
Mr Simon CHU (Hong Kong SAR, China)
Mr Richard ENGELHARDT (Thailand)
Ms Sarah CHOY (Hong Kong SAR, China)
うむ、議長は中国人の"LI Minghua"なる人物で、確かに構成員10名(ユネスコ構成員1名除く)のうち中国系4名、韓国人1名、日本人0名なのであります。