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がんの予防や治療の“三種の神器”は、「早期発見のための検診」「がんに関する知識」「経済的備え」

4月26日、アメリカンファミリー生命保険はHPにて、昨年、全国各都市で行われた、がんに関するセミナーなどの来場者へのアンケート調査の結果を発表*しました。

*詳しくはこちらをどうぞ。

  • ニュースリリース がんへの備え“三種の神器”は「早期発見のための検診受診」「がんに関する知識」「経済的備え」(PDF)

    【管理人の感想】

    上記アンケートは、「がん告知について」「がんに関する不安について」「がん治療費用について」「がん検診受信について」―の4項目で構成されています。

    「がんに対する経済的備えを!!」と勧めている者として最も興味深かったのは、「がん治療費用について」という項目でした。

    なぜかと申しますと、がん未経験者が想定するがん治療全般(入院、食事、交通費等を含む)に関わる費用と、がん経験者が負担したがん治療費用全般に関わる費用とにかなりの差があったからです。

    上記調査結果によりますと、

    がん未経験者が想定する、がん治療全般に関わる費用は、「300万円より多い」が最も多く32.1%、次いで「300万円程度」21.1%、以下、「200万円程度」21%、「100万円程度」18.9%、「50万円程度」3.7%、「その他」3.3%

    ―となっています。一方、

    がん経験者が負担した、がん治療全般に関わる費用は「50万円程度」が最も多く36.3%、次いで「100万円程度」29.5%、「200万円程度」20.2%、以下、「300万円程度」6.9%、「300万円より多い」5.2%、「その他」1.9%

    ―となっています。

    この回答を見る限り、実際は未経験者が想定するような高額な治療費が生じるケースは少ないようですね。

    それにしても、なぜ、未経験者の中でがん治療全般に関わる費用を「300万円より多い」という想定が最も多かったのでしょうか?

    個人的には、

    (1)「がん=高額な治療費がかかる」という印象が根強い。

    (2)生命保険会社のCMの影響

    (3)がん経験者が実際に負担した治療費についての情報を知る機会が少ない。


    ―といったことがその背景にあるのではないか?と考えています。

    また、治療費用をまかなう手段についての調査結果も、がん未経験者とがん経験者で差が見られました。

    がん未経験者に対する「治療費をまかなうには何が有効だと思いますか?」という質問で、最も多かったのは「保険」で70.1%、次いで「貯蓄」27.1%、以下、「親類援助」1.4%、「借入」0.5%、「その他」0.9%

    ―となっています。一方、

    がん経験者に対する「治療費は主に何でまかないましたか?」という質問で、最も多かったのは「保険」で48.5%、次いで「貯蓄」43%、以下、「親類援助」3.3%、「借入」1.7%、「その他」3.5%

    ―となっています。

    主に貯蓄で治療費をまかなった人が43%ですか。これはあくまで個人的な推測ですが、

    加入中の生命保険は入院給付が中心の保障内容であったために、十分に対応しきれず貯蓄を取り崩して対応した

    ―といったことが背景にあると考えています。

    【公式コメントの内容】

    以下、アフラックの公式コメントの内容です(上記ニュースリリースより転載)。

    がんへの備え“三種の神器”は「早期発見のための検診受診」「がんに関する知識」「経済的備え」

    〜がんセミナー来場へのアンケート調査結果か見えるがんへの意識〜


     アフラック(アメリカンファミリー生命保険株式会社 日本における代表者・社長:外池 徹)は、昨年、全国各都市で展開したがんに関するセミナーや展示会等の来場者に、アンケート調査を実施しました。すでに昨年8月23日に中間結果を報告済みですが、今回通年の集計結果をまとめましたので、ご報告します。(詳細は別紙をご参照ください)

    1.がん告知について

    ・医師からの告知を希望する人は95.2%に昇り、そのほとんど(93.4%)が完治の確率や余命等の説明も希望している。現実を受け入れ、病気と向き合って治療に臨む姿勢がうかがえる。

    2.がんに関する不安について
    ・がんの経験がない人は、がんと聞いて最初に「治療費(経済的負担)」を心配する一方、がんの経験がある人は「再発・転移」「死」といった自分自身の今後のことを心配する。そして治療が開始されてからは特に「再発・転移」を気にする傾向がある。

    3.がん治療費用について

    ・がんの経験を持つ人の回答は、「50万円程度」が36.3%で、「100〜200万円程度」が49.7%、「300万円程度〜それ以上」という回答は12.1%あった。

    ・治療費は、早期発見・早期治療により抑えられるケースがある一方、再発・転移等によって高額になるなど、がんの状態等により回答者ごとに費用総額が異なる。なお、治療費を「保険」でまかなった人の割合は「貯蓄」を超えて48.5%に上った。

    4.がん検診受診について

    ・がんの経験がない人でがん検診を受けていると回答した人は6割を超えた。また、がん経験を持つ人のうち、定期健診や住民検診でがんが発見された人は31.9%にのぼった。

    ・がん経験を持つ人が必要だと考える“がんへの備え”は、多い順に「早期発見のための検診受診」「がんに関する知識」「経済的備え」が挙げられた。「検診」「知識」「保障」は、がんの予防や治療のための“三種の神器”といえそうだ。

     アフラックは、国や地方自治体と連携したがん啓発活動に積極的に取り組んでいます。

     2011年3月末時点で86自治体(全47都道府県、39市区町)とがん検診受診率向上などを目的とした提携を行っており、さらに各自治体と協力のうえ、がんに関するセミナーや展示会などの各種イベントを実施、がんの早期発見・早期治療の推進に取り組んでまいります。

    以上です。

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